ここから本文です

妊娠中の貧血は治る?立ちくらみは貧血?貧血予防と改善のルール

4/16(火) 8:10配信

たまひよONLINE

たまごクラブで行ったアンケート※1では妊娠中に貧血と診断されたことのある人は49.8%。約半数を占めていました。貧血は、血液の中の酸素を運ぶ働きをするヘモグロビンが低下した状態。ヘモグロビンは鉄分とタンパク質からつくられますが、少なくなると、体が酸素不足になって、疲れやだるさ、息切れなどの症状が出てきます。妊娠中はママの体から、胎盤を通しておなかの赤ちゃんに栄養や酸素を送るため、血液量が増え、その分、貧血になりやすい状態。妊娠前よりも気をつける必要があるのです。妊娠中の貧血について、東府中病院産婦人科医の細野真沙子先生に教えてもらいました。

※1たまごクラブ2018年7月号実施アンケートより

どうして妊娠すると貧血になりやすいの?

妊娠中は血液量が増えて、ピーク時では、妊娠前と比べて1.5倍の血液量になります。血液には、赤血球や白血球などの細胞成分である「血球」と液体成分の「血漿(けっしょう)」があります。妊娠中は血液量が増えるものの、血漿の割合が血球より増えるため血液が薄まって、ヘモグロビンの値が低下します。血液量が増え、ヘモグロビンが低下して鉄分の必要量が増えている一方で、妊娠前から貧血傾向の人や、食事で鉄分がとれていない妊婦さんは、貧血になったり、悪化させたりしてしまいがちです。

貧血が進むとおなかの赤ちゃんや産後の体に影響が

貧血と診断されても、軽度であればとくに自覚症状を感じません。また、妊娠経過やおなかの赤ちゃんに大きな影響はありませんが、貧血が進むと赤ちゃんの発育や産後の回復に影響が出ます。血液検査で、ヘモグロビン値6.0g/dl(強貧血)になると、胎児の発育不全や早産などが心配されます。また貧血が重いと疲れやすく体力も低下。産後、ママの血液量は通常に戻りますが、分娩時の出血が多いと、だれもが貧血になる可能性があります。また授乳によっても鉄分が排出されるため、貧血状態では体力の回復が遅れることにもなりかねません。元気に育児をするために、妊娠中に貧血を改善しておくことは大切です。

1/3ページ

最終更新:4/16(火) 8:10
たまひよONLINE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

たまごクラブ

株式会社ベネッセコーポレーション

毎月15日発売

妊娠・出産に戸惑うママたちの気がかりを解消し、毎月の妊娠生活を強力サポート。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事