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草間彌生の初期の作品と最新作を鑑賞できる個展が開催中

4/16(火) 11:30配信

T JAPAN web

“水玉”とともに、草間アートの中核的なモチーフである“網目”の絵画「無限の網」シリーズの貴重な初期作品たち

 始まりも終わりもなく、ただひたすらに網目が反復され、画面全体を埋め尽くすーーこの「無限の網」は、1957年に渡米した草間が、抽象表現主義が全盛だった当時のニューヨークのアートシーンに身を置きながら、独自に編み出したひとつのスタイルだ。59年、草間がこのシリーズを個展で発表すると、現地のジャーナリストもこぞって高く評価。前衛芸術家としての華々しいキャリアのスタートを飾ったランドマーク的な作品でもある。

「無限の網」の誕生期の作品も

 本展に並ぶのは、その「無限の網」の誕生期である58年から61年までに描かれた油絵や水彩画。また、当時の制作風景や展覧会の様子を記録した写真、草間を讃える雑誌や新聞の切り抜き、さらに61年の個展で展示予定だった約10mの「無限の網」の“切れ端”(大きすぎてギャラリーに搬入できず、急遽小さな画面に仕立て直したものの断片)も飾られる。

 一方、別フロアでは、2009年以降、草間が精力的に制作している最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」も展示。作家にとって最大規模のシリーズであり、大胆な色彩やタッチで有形無形の森羅万象を描いたものだ。加えて、新作のインスタレーション作品や、日本では初展示となるステンレス製のかぼちゃ作品《PUMPKIN》もお披露目になる。草間絵画の原点とともに、こうしたバリエーション豊かな作品を通じて、無限に広がる彼女の創造世界を改めて実感できるだろう。

『幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ ― 永遠の無限』

会期:~8月31日(日)
会場:草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
開館時間:
1)11:00~12:30、2)12:00~13:30、3)13:00~14:30、4)14:00~15:30、5)15:00~16:30、6)16:00~17:30
※ 日時指定の予約・定員制(各回90分、定員70名)
休館日:月~水曜 ※ 祝日は開館
料金:一般¥1,000、高校・中学・小学生¥600
※ チケットは公式サイトにて発売。当日券はなし
電話:03(5273)1778

BY MASANOBU MATSUMOTO

最終更新:4/18(木) 17:38
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