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グーグルがメールアプリ「Inbox」を終了したいま、代替となる選択肢は6つある

4/16(火) 8:12配信

WIRED.jp

グーグルが電子メールについての考え方を根本的に変えたのは、2014年だった。当時発表したメールアプリ「Inbox」には、リマインダー機能やスヌーズ機能、バンドル機能といった斬新なアイデアが導入されていたのだ。

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しかしその後、こうした機能はGmailに集約された。とはいえ、世界で最も人気のメールサーヴィスにこうした機能を取り入れたことには、極めて重要な意味がある。なにしろパワーユーザー以外の層が、その利点を享受できるようになったのだ。

だが、Inboxは“死”を迎えた。そのときを迎えるにあたって、ユーザーが準備する期間は十分にあった。

まずグーグルは、Inboxが終了することを昨年9月に発表した。電子メールのサーヴィスに「これまで以上に集約的なアプローチをとるため」というのが理由だった。とはいえ、この予告を無視してきたとしても(あるいは現実を受け入れられなくても)、新たなアプリを探す時期に来ている。

Inboxを完璧に置き換えるアプリはない。しかし、シンプルであることを求めているなら、GmailやiOSの標準アプリよりかなり多機能なものも、機能を絞り込んだものもたくさんある。それでは、Inboxのサーヴィス終了で心にぽっかりと空いた穴を埋められるメールアプリを、いくつか紹介しよう。

注意:ここ数年の動向を見ていれば言わずもがなだが、どのメールアプリにも強い愛着を抱かぬようにすること。次にどのアプリが“まな板の鯉”になるのかは、神のみぞ知るのだ。

「Newton Mail」(iOS、Android)

では、いったん終了してから再起を果たした人気のメールアプリから始めよう。「Newton」の開発者は昨年秋にアプリの更新を停止したが、その理由はメールアプリの適切なビジネスモデルを見つけられなかったからだ。

ところが12月になって、Androidの生みの親として知られるアンディ・ルービンが起業したEssentialが、開発元の親会社であるCloudMagicを買収したのだ。こうしてNewtonは刷新され、利用料を年100ドルから半分に値下げした。

年49.99ドル(日本では5,700円)という利用料は、メールアプリとしてはまだ高い。なにしろ十分な機能のメールサーヴィスが無料で数多く提供されているからだ。

とはいえ、Newtonなら細部にわたる多彩な機能が使える。メールのスヌーズはもちろんのこと、Gmailを含むさまざまなメールアカウントに対してカテゴリータブを作成したりできる。メールの送信時刻を設定したり、EvernoteやPocketといったアプリとの連携も可能だ。

また、メールの返信をスマートウォッチで書く人のために、「Apple Watch」やWearOSの端末でも利用できる。複数のアカウントをもっていて、利用料を支払っても構わないなら、Newtonがぴったりかもしれない。

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最終更新:4/16(火) 8:12
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