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「 DTC 市場は、過剰資本だ」:ワービーパーカーを見出した投資家 A・ヒプー氏

4/16(火) 8:12配信

DIGIDAY[日本版]

シードステージとアーリーステージのベンチャーキャピタル、レアラー・ヒプー(Lerer Hippeau)でプリンシパルを務めるアンドレア・ヒプー氏は、DTCブランドが同氏に売り込みをするには、Amazonや卸売の提携企業における販売戦略を説明する必要があると語る。

ヒプー氏は3月21日に行われたDIGIDAY Retail Forum(リテールフォーラム)で、いま「DTC販売を行う」とだけ言われても興味は持てないと指摘し、次のように語った。「DTCは野球でいえば5イニング目にさしかかったところだ。いま重要なのはオムニチャネルだろう。消費者は購入を決定するまでに4つ、5つのプラットフォームで商品を確認する時代だ」。

レアラー・ヒプーはワービーパーカー(Warby Parker)やキャスパー(Casper)といった企業に最初期に投資を行ったベンチャーキャピタルのひとつだ。以前はDTC商品を販売する企業は数百社で、Facebookで宣伝することで比較的安価に大量のカスタマーを獲得できていた。

だがヒプー氏によると現在では、「Facebookやインスタグラム(Instagram)は、カスタマー獲得において、うまみのある場所ではなくなった」と指摘する。代わりにブランド各社は、ピンタレスト(Pinterest)やレディット(Reddit)、クオラ(Quora)といったプラットフォームに力を注ぐべきだという。

米DIGIDAYはヒプー氏に、Amazonで販売する際に完全に影響力を維持するにはどうすれば良いか、そして小売のための適切な提携企業を見つけるためにはどうすべきかを尋ねた。以下のインタビューは内容を明瞭にするため若干の編集を加えている。

◆ ◆ ◆

――コンシューマーブランドに対するベンチャーキャピタルの投資がこれまでにない規模になっている。こうした大量の投資を行いつつ、身動きがとれる状態を保つためにどのような取り組みをしているかを教えてほしい

コンシューマーブランド市場では、企業が過剰資本を抱える問題が生じている。とりわけカスタマーの獲得において問題になりがちだ。ソーシャルメディアへの投資でカスタマーを獲得していると、それが持続可能なカスタマー獲得チャネルだと簡単に信じてしまいがちだ。だが、実際のところ、その勘違いで、いとも簡単に競争に敗れる可能性がある。

企業が急速に成長しすぎると、本当に持続可能なチャネルが何か、わからないままになってしまう。ソーシャルメディアに大量に投資できてしまうので、「もしかしたらピンタレストのほうが我々にとって良いプラットフォームかもしれない」とか、「ストアを作るほうが良いかもしれない」といった気づきのチャンスを逃してしまうからだ。

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最終更新:4/16(火) 8:12
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