ここから本文です

日ハム・白村に送りたい、投手→打者転向の成功者・雄平の言葉

4/16(火) 7:50配信

webスポルティーバ

 野手として結果を残せた要因について聞くと、「コーチや先輩方のアドバイスがすべて正しいと思って、それに挑戦できたことじゃないですかね」と言った。

「打ち方はもちろん、守備や走塁でも、ほんとうにたくさんのことを試しました。自分には合わないことだったり、アドバイスを理解しきれなかったりしましたが、挑戦を続けることが進歩の重要な要素だと思っているので……。この考えは今も同じです」

 まもなく終わろうとしている“平成”の時代に、投手から打者に転向して活躍した選手は、雄平のほかにもいる。

「嶋(重宣/現・西武コーチ)さんや糸井(嘉男/現・阪神)さんの存在には勇気づけられました。ふたりとも首位打者になっていますし、嶋さんは高校(東北高校)の先輩でもあります。僕はふたりを追いかけて練習してきました。

 また西武の木村文紀とは、お互いが投手の時にハワイのウインターリーグで一緒にプレーしたという“不思議な縁”もあり、「今はふたりとも一軍にいますけど、ファームにいる時はよく話をしましたし、仲間意識があります。今も成績をチェックしながら、応援しちゃうというか……」と言って笑った。

 そして、今年2月に打者に転向した日本ハムの白村明弘からは、オフに日本ハムからヤクルトへ移籍してきた高梨裕稔を通じて連絡があったという。

「細かい話はまだですが、何かあったらいつでも聞いてくれと伝えました。まずは、どんどんトライしてほしい。経験を重ねることでわかることもあるし、ティーバッティングひとつにしても。ほかの選手よりも“感覚”がないわけですから……。ただし、ただやみくもに数だけを振っても意味はないので、しっかり考え、感じ取りながら数をこなすということですね」

 じつは、ヤクルトには石井琢朗打撃コーチと宮出隆自打撃コーチという、投手から打者に転向した経験があるふたりのコーチがいる。

「宮出さんはピッチャーの時から知っていて、琢朗さんは2000本安打のイメージが強すぎて転向していたことをたまに忘れちゃうんですけど(笑)。そうした経験者がコーチにいてくれて、僕は運がいいなと思います。毎日、バッティングについて話をしてくれますし、本当にありがたい存在です」

 雄平は昨シーズンの練習中に「僕にはまだまだ“伸びしろ”があります」と、石井コーチ、宮出コーチ、宮本慎也ヘッドコーチの前で言ったことがあった。

「僕は技術的にも未熟なところが多いので、その部分が伸びしろになると思っています。今、練習であれだけ飛距離が出ているということは、試合でも同じタイミングで同じスイングができれば、数字も一気に伸びるはず。もちろん、試合となればボールは速いですし、(対戦する投手は)いろいろな球種を投げてくるので難しいのは当たり前です。でも、考え方だったり、タイミングの取り方だったりがまだアジャストできていないからで、それができるようになればもっとよくなると思うんです。そういったところで、細かい調整やタイミングの取り方がまだまだ上手じゃないので……そこらへんですね」

2/3ページ

最終更新:4/16(火) 8:49
webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

スポルティーバ
4月4日(木)発売

定価 本体1,800円+税

フィギュア特集『羽生結弦は超えていく』
■羽生結弦 世界選手権レポート
■羽生結弦 グランプリシリーズプレーバック
■宇野昌磨、髙橋大輔、紀平梨花、坂本花織ほか

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事