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Perfumeとレクサスがコラボ!? LEDを使った斬新な演出とは?

4/16(火) 20:43配信

GQ JAPAN

「ミラノ・デザインウィーク2019」において、レクサスは「LEADING WITH LIGHT」というインスタレーションを展開した。コラボレーションデザイナーは、女性3人組のテクノポップユニット「Perfume」のライブ演出も手がけるライゾマティクスだ。

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レクサスらしい演出とは?

2019年4月9日に開幕した「ミラノ・デザインウィーク2019」に、レクサスは大きな会場を設営した。場所はミラノ市内でも人気のエリア、トルトーナ地区である。展示されたのは「LEADING WITH LIGHT」というインスタレーションだった。

展示会初日は、午前10時の開場前から長い行列が出来ていた。今回のインスタレーションのテーマは“光”だった。コラボレーションデザイナーとして選ばれたのはアーティスト集団「ライゾマティクス」。日本の有名テクノポップユニットのライブ演出なども手がけることで有名だ。

会場の外観は斬新だ。建物を、巨大なパネルで囲む。パネルの表面を白と黒に塗り分けている。なかにはいると、真っ黒なアプローチが続いたあと、コンピューターで制御された白色のLEDライトによるショーが楽しめる仕掛けだ。

とりわけメインのインスターレションがすごかった。256灯にも及ぶLEDが放つ光が、縦横無尽というかんじで動き、ダンサーが登場する。

ライトの動きとともにダンサーが舞う光景は、実にみごとである。さらに「オムニタイヤ」と呼ぶ、360度動く4輪の“台車”の上に設置されたパネル(6枚ある)が、ダンサーと一緒に光を受けながら動くのも斬新だ。

多くの来場者は、眼の前で展開されるパフォーマンスに眼を奪われていた。巨大パネルは時としてダンサーを取り囲むように動く。またダンサーは、激しい動きでパネルとパネルのあいだの細い隙間で踊る。衝突しそうな勢いであるものの、ぎりぎりのところでぶつからない。そんな絶妙な動きが息を呑ませる。

「“すべては人間中心であるべき”というレクサスのものづくり思想を核として演出しました。今回のインスタレーションでは、技術とパフォーマンスがシームレスにつながったと自負しています」と、レクサスインターナショナルの澤良宏プレジデントは述べる。

なるほど。「デザインとは、いろいろなファクターを美しくつなげていくことではないか? と、考えています」という澤プレジデントの考えがうまく反映された内容といえる。

また、「今年は、将来レクサスに搭載予定の新技術も会場に展示しました。たとえば、『ブレードスキャン』です。この新技術は、ハイビーム照射時でも歩行者や対向車にライトが直接あたらないよう高精度で制御するヘッドランプです」と、澤プレジレントは話す。

会場では、ライゾマティクスの真鍋大度氏もインタビューに応じた。「レクサスは、自動車ブランドのなかでもテクノロジーを前面に押し出している印象が強かったです。テクノロジーを重視する点において、自分たちの考えにぴったりであると思いました」

続けて、演出内容についても訊いた。「ライトとダンサー、そして動く”台車”を組み合わせたパフォーマンスは、初の試みで興味深かったです。難しかったのは、ダンサーの振り付けでした。ボクが理想とする動きと、ライトの明るさの調整が難しかったですね。また、ダンサーが複数いるかのように演出するべく、ライトの照度や方向を工夫しています」

手の込んだインスタレーションは見れば見るほど惹きつけられた。人とクルマが光と交錯しながら戯れるファンタジックな世界は、テクノロジーと生身の人間とのコラボレーションという意味で、日本の有名テクノポップユニットのパフォーマンスにも通じていた。

最終更新:4/17(水) 16:10
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