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“アテネ五輪主将”DF那須大亮が走り続ける理由 “15年越し”に戦友たちへ贈る言葉

4/16(火) 21:25配信

Football ZONE web

「一緒にやれたことは自分の財産。これからも一緒に切磋琢磨しながら頑張っていこう」

「ああ、引退か、という少し寂しい気持ちはあります。ただ、いずれは自分にも来ること。次のステージへ頑張って進んでいるわけですし、素直にお疲れ様でした、と思います。例えば、森﨑兄弟の弟・浩司はアンバサダー、兄・和幸はクラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M.)ですよね。浩司は精力的に動き回って、SNSでも発信している。あれもサンフレッチェ広島の発展を願ってのこと。それぞれ思いを持ちながら進んでいるところに学ばされながら、同世代としてすごく嬉しいです」

 一方で、盟友の阿部は現在もJ1でプレーし、闘莉王や松井、前田はJ2、駒野はJFLに新天地を求めて現役を続けている。彼らの姿もまた、那須がプロ18年間を駆け抜けた原動力の一つとなった。

「カテゴリーが違くとも、プレーヤーとして負けてたまるかという思いになります。そういう選手が常に近くにいたから、自分も歯を食いしばってここまで頑張ってこられました。各世代で一緒にやれたことは自分の財産。今後サッカー以外のチャレンジをする人もいるかもしれないけど、それぞれが意志を持ってやっている。僕が何かを言える立場じゃないですが……、それぞれが培ったものは生かしていきたいし、これからも一緒に切磋琢磨しながら頑張っていこう、と思います」

 永遠の戦友――。お互いに刺激し合う彼らの関係は、きっと現役を退いた後も続いていくに違いない。

[PROFILE]
那須大亮(なす・だいすけ)

1981年10月10日生まれ、鹿児島県出身。180センチ・77キロ。鹿児島実業高―駒澤大―横浜F・マリノス―東京ヴェルディ―ジュビロ磐田―柏レイソル―浦和レッズ―ヴィッセル神戸。J1通算400試合29得点(19年4月16日現在)。CB、SB、アンカーを遜色なくこなす守備のスペシャリスト。2004年アテネ五輪代表で主将を務め、18年から自身6クラブ目となるヴィッセル神戸でプレー。昨季は史上23人目のJ1通算400試合出場を達成し、初タイトルとACL出場を目指すチームの精神的支柱の1人として君臨する。

Football ZONE web編集部・小田智史 / Tomofumi Oda

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最終更新:4/16(火) 23:10
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