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「修羅場経営者」が、41歳で胃潰瘍、42歳で十二指腸潰瘍、47歳で大腸ガンになった本当の理由

4/16(火) 6:00配信

ダイヤモンド・オンライン

 倒産寸前から、売上「3倍」、自己資本比率「10倍」、純資産「28倍」、25年連続黒字!?
今から25年前の1993年3月。メインバンクからも見放された「倒産寸前の会社」があった。
その名は株式会社日本レーザー。1968年創立、東京・西早稲田にある、総勢65名の小さな会社だ。
25年前、火中の栗を拾わされた、近藤宣之・新社長を待っていたのは、「不良債権」「不良在庫」「不良設備」「不良人材」の「4つの不良」がはびこる《過酷な現場》だった。
近藤が社長就任の挨拶をすると、社員みんながそっぽを向いた。
「どうせ、すぐ辞めるんだろう……」
そんな状況を「一寸先は闇しかなかった」と近藤は振り返る。
しかし、この後、さらに「25の修羅場」が待っていた!
◎生後まもなく、双子の息子が急死
◎41歳で胃潰瘍、42歳で十二指腸潰瘍、47歳で大腸ガン、その後嗅覚喪失
◎腹心のナンバー2(筆頭常務)の裏切りに遭い商権喪失。売上2割ダウン
◎親会社からの独立時に、妻に内緒で「6億円の個人保証」
◎どんなに頑張っていても、たった1円の円安で年間2000万円もコストアップ
◎ある日突然、海外メーカーから「メール一本」で契約打ち切り(その数、計28社)
それがどうだろう?
倒産寸前の25年前と比較し、直近では、売上「3倍」、自己資本比率「10倍」、純資産「28倍」。10年以上、離職率ほぼゼロ。しかも、第1回「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の「中小企業庁長官賞」を皮切りに、経済産業省の「ダイバーシティ経営企業100選」「『おもてなし経営企業選』50社」「がんばる中小企業・小規模事業者300社」、厚生労働省の「キャリア支援企業表彰2015」厚生労働大臣表彰、東京商工会議所の第10回「勇気ある経営大賞」、第3回「ホワイト企業大賞」を受賞。新宿税務署管内2万数千社のうち109社(およそ0.4%程度)の「優良申告法人」にも認められたという。
絶望しかない状況に、一体全体、何が起きたのだろうか?
「壮絶な修羅場のエピソードだけでなく、その修羅場をどう乗り切ったかの全ノウハウをすべて書き尽くした」という『倒産寸前から25の修羅場を乗り切った社長の全ノウハウ』が、発売たちまち重版がが決まったという。「25の修羅場」とは? 「全ノウハウ」って?
今回は、「修羅場経営者・近藤宣之氏」に「大病の理由」を初めて語ってもらおう。

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● 英語のストレスにご用心

 日本電子時代の1983年に労働組合の執行委員長を退任すると、1年も経たない1984年にアメリカ赴任を打診されました。

 アメリカに行く以外にもいろいろな選択肢がありましたが、新しい人生に挑戦しようと喜んで受けました。楽そうな道より困難な道を選んだほうが、「チャレンジし甲斐がある」からです。

 同年秋、アメリカ法人の副支配人として渡米しました。
 駐在先はアメリカ本社のあるボストンで、与えられた任務は分析事業の拠点である「ニュージャージー支社を閉鎖する」という過酷なものでした。

 ボストンから、毎週のように支社があるニュージャージー州クランフォードに通いました。

 40歳をすぎてからのアメリカ駐在で気づかされたのは、
「海外駐在は若いうちにしておくべきだ」
「英語は早いうちから身につけておくべきだ」
ということです。

 一般社員であれば、英語が十分に話せなくても、なんとかなります。
 しかし、「副支配人」となると、英語力不足は致命的です。

 聞き取れないで何回も聞き直していると、アメリカ人も苛立ってくる。
 なんとか聞けるようになっても、今度は、こちらの主張を英語で伝えなければなりません。

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