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金正恩が文在寅を“使い走り以下”の存在と認定 韓国「ペテン外交」の大失敗

4/16(火) 17:01配信

デイリー新潮

日本人にも威張る

 2018年6月の1回目の米朝首脳会談の後、日本人に肩をそびやかす韓国人が増えた。「韓国が朝鮮半島情勢を動かしているのに対し、日本は蚊帳の外だ」「拉致問題を解決したかったら、北朝鮮と深いパイプを持つ韓国に助けを求めよ」というわけである。

 多くの日本人が騙された。情けないことに、日本の一部メディアに加え、国際政治学者や朝鮮半島の専門家までもが「文在寅政権が平和をもたらした」と言い出した。

 専門家の中には「平和勢力の文在寅大統領に対し、米朝会談に否定的な安倍晋三首相は戦争勢力だ」と言い出す人も登場した。

 トランプ大統領が韓国特使の話を途中でさえぎったのを見ても、その後、米国が韓国に対北政策の手の内を明かさないことから考えても、「韓国は仲介役」との見方には疑問符が付く。

 だが、日本社会に根強い反安倍ムードに迎合し、韓国政府の宣伝を鵜呑みにして、日本人の前でそのまま開陳した専門家が多かったのだ。

安倍政権は「首脳会談拒否」

 しかし「真実の時」が来た。金正恩演説によって、韓国は「仲介役」ではなく、米朝の間を右往左往する使い走りに過ぎないことを、誰もが否定できなくなった。

 日本の動きが象徴的だ。共同通信は4月13日「首相、日韓会談の見送り検討」と題した記事を配信し「安倍晋三首相は6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合の際、韓国の文在寅大統領との個別の首脳会談を見送る方向で検討に入った」と報じた。

 日本経済新聞は「日韓懸案『首脳間の対話期待』 韓国・趙外務次官」(4月11日)で、趙顕(チョ・ヒョン)第1外務次官がG20での日韓首脳会談の開催に期待を示したと書いていた。この期待を蹴り飛ばした格好となった。

 共同の記事は会談拒否の理由を「文氏に冷え込んだ日韓関係を改善する意思が感じられず、建設的な対話が見込めない」(官邸筋)と説明した。

 それは当然の判断なのだが、もし韓国が北朝鮮に強い影響力を持つと認定するなら、拉致問題の解決を目指す日本政府は日韓首脳会談を自分から放棄しはしなかったであろう。

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最終更新:4/17(水) 12:44
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