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〈わたし、定時で帰ります。〉「ヒロインは最初から吉高由里子さんをイメージ」 原作者が語る「ドラマの愉しみ方」

4/16(火) 6:50配信

デイリー新潮

 吉高由里子さんが“残業ゼロ!  定時で帰る!” がモットーのニューヒロインを演じるTBS火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」が、いよいよ本日スタートする。撮影が熱を帯び始めた3月某日、ドラマの原作『わたし、定時で帰ります。』『わたし、定時で帰ります。ハイパー』の著者・朱野帰子さんが撮影現場を訪問。大のドラマ好きでもある朱野さんが、「こだわりのセット」や「キャストへの思い」など、ドラマの「見どころ」を存分に語った。

ネットヒーローズの「オフィス社会学」

――ドラマの主要な舞台となるのが、主人公・東山結衣(吉高)が働くWEB制作会社「ネットヒーローズ」制作4部だ。スタジオ入りした朱野さんが、まず興味津々で見て回ったのが、実際のオフィスにしか見えない、そのセットだった。

「結衣をはじめ、三谷(シシド・カフカ)、吾妻(柄本時生)、来栖(泉澤祐希)など同僚たちのデスクが、すぐ『あの人の机だ』と分かるのに驚きました。PCやキーボードに対するこだわりなど美術でもそれぞれの『働き方』を見せている。

 特に吾妻の机は、原作を読んだ方はすぐに分かると思います。一瞬しか映らないかもしれない細部を、大勢のプロフェッショナルが作り込む……テレビドラマの贅沢さ、素晴らしさを感じました。ネットヒーローズのオフィスがホワイト企業仕様になっているのも面白かった。

 現在のIT関連企業が、少子化で人手不足の中、いかに優秀な人材を囲い込もうとしているか、という背景も感じられて、『オフィス社会学』的な観点からも興味深かったです」

――テレビドラマは昔から、その時々のトレンド、ファッションやインテリアの最先端を取り込み、視聴者はその世界に憧れ、真似してきた。

「私が今見ている海外ドラマ『スーツ』では、弁護士事務所の女性管理職のまとうファッションが“私もああいう地位に就きたい”と思えるほど、かっこいい。そういう細部を見るのが大好きなので、結衣のオフィスファッションが楽しみです。

 晃太郎(向井理)がスーツの下に着ているTシャツには“服装に頓着しない仕事人間”、三谷の服からは“問題を抱えてはいるがデキる社員”という、それぞれのパーソナリティが伝わってくる。リアタイではストーリーに集中、録画では細部をチェック、という風に少なくとも2回は見たくなるドラマだと思います」

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最終更新:4/16(火) 6:50
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