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宮澤ミシェルが考える、ヴィッセル神戸が本物に近づくために必要なこと「『VIP』以外の選手たちがどこまでバルサ化に適応できるか」

4/16(火) 11:00配信

週プレNEWS

サッカー解説者・宮澤ミシェル氏の連載コラム『フットボールグルマン』第92回。

現役時代、Jリーグ創設期にジェフ市原(現在のジェフ千葉)でプレー、日本代表に招集されるなど日本サッカーの発展をつぶさに見てきた生き証人がこれまで経験したこと、現地で取材してきたインパクト大のエピソードを踏まえ、独自視点でサッカーシーンを語る――。

今回のテーマは、ヴィッセル神戸について。バルサ化を掲げ、多くの外国籍選手が加入した神戸。しかし、本当にバルサに近づくためには、まだまだ課題があると宮澤ミシェルは考える。

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バルサ化を掲げるヴィッセル神戸が、少しずつ形をものにしているね。昨シーズン終盤に加入が決まっていたダビド・ビジャに続いて、CBダンクレーとMFセルジ・サンペールを獲得した。質の高い選手も揃ってきたことも影響しているよね。

4-2-3-1の1トップにビジャを置いて、トップ下にアンドレス・イニエスタ、右にルーカス・ポドルスキ、左に古橋亨梧。中盤の守備的なポジションを山口蛍と三田啓貴、サンペールがつとめている。

守備のところは山口がよくやっているよ。ポドルスキの守備力はたかが知れているから、いつ崩壊してもおかしくないしね。バルサ育ちでボールを回せるサンペールのスタメン起用が増えてきているけど、守りという面で考えたら強化にはなっていないからね。

ブスケツを中盤の底に置くバルサのように山口を配置することができればいいんだけど、そうなると3-4-3になるから、センターバック3枚で守れるのかという問題が起きてしまうんだよな。

しかも、山口の前に入るインテリオールに、バルサならイヴァン・ラキティッチがいるけれど、彼のような選手が神戸には見当たらない。バルサ化を目指して外国籍選手を連れてきても出場枠の関係もあるからね。

やっぱりそのサッカーを体現できる日本人選手が増えないことには難しいし、一朝一夕にできるのならバルサの価値がなくなっちゃうからな。

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最終更新:4/16(火) 11:00
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