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有村治子/自民党“肉食系”女性議員も涙した「票ハラの壁」〈「有権者ならセクハラOK」は間違っている〉【全文公開】――文藝春秋特選記事

4/16(火) 7:00配信 有料

文春オンライン

自民党参議院議員・元女性活躍担当大臣 有村治子氏

 参院予算委員会に、私は自民党政審会長として約一時間半、質問に立ちました。とくに力を入れたのは日韓関係です。「レーダー照射事件についてなぜ韓国に謝罪を求めないのか」「日韓関係がここまで悪化した原因はどこにあるのか」など、安倍晋三総理大臣、岩屋毅防衛大臣、河野太郎外務大臣に質問し、政府の見解をお伺いしました。

 女性議員をとりまく「候補者ハラスメント」を議題にしたのは、最後の数分間です。ずっと取り上げたいと考えてきましたが、当初、男性秘書からは「男性の共感は得られないでしょうから、お勧めしません」とも言われていました。

 でも、そこは「エイヤ!」と確信犯的に決断しました。ハラスメント問題は深刻な分、どうしても場が重くなりがちです。共感を得て賛同を広げるためにも、あまり湿っぽくならず、時には笑顔で、直球で発信しようと決めていました。結果として、予想を超えた大きな反響がありました。意外だったのは、男性や報道機関の関心が高かったこと。リベラルな女性議員ではなく、私のような「保守政治家」と見られてきた議員が訴えたことで、「新鮮で面白い」と思われたのかもしれません。

◆◆◆

 初代女性活躍担当大臣を務めた自民党の参議院議員・有村治子氏(48)が3月4日、参院予算委員会で行った質問が話題を呼んでいる。「世界経済フォーラムが発表するジェンダーギャップで世界149カ国中、日本は110位と女性活躍が遅れていて、特に政治分野の遅れが足を引っ張っている」と述べた上で、「女性の政治参画が遅々として進まない理由には、立候補する時点、つまり選挙において『アンフェアな壁』があるのではないか」と指摘したのだ。 本文:6,545文字 写真:2枚

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有村 治子/文藝春秋 2019年5月号

最終更新:4/16(火) 7:00
記事提供期間:2019/4/16(火)~12/12(木)
文春オンライン

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