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カッコいいARIA美人は、なぜノースリーブを着るのか

4/16(火) 11:06配信

日経ARIA

「ARIA世代ど真ん中」である河崎環さんが、40~50代の女性を取り巻く事情や実態に斬り込んでいく本コラム。本日のテーマは、「オトナのノースリーブ」だ。仕事ができるARIA世代の女性は、ジャケットの下にノースリーブを着ている(ことが多い)。真冬でも。その理由について、同世代だからこその鋭い視点で考察する。

【関連画像】というわけで着てみました、私も。「いや、全くノースリじゃないじゃん!」というツッコミもあろうかと思いますが、まず4月はフレンチスリーブから。夏に向けてじわじわと袖を短くし、こちらの二の腕を出していく所存でございます」

●冬でもノースリーブを着る美女たち

 「河崎さん! 大企業を飛び出し、起業している女性たちのSNSを見ていたら、冬なのに4人中3人がノースリーブ着てたんですよ!」と編集女史が興奮気味にメールを送ってきたのは、日本全体が最低気温をマークする、2月の終わりのことである。

 いつも通りジャージの上にユ●クロのウルトラライトダウンを家の中で着込み、床暖房に加えてエアコン暖房までつけ、ひっつめ髪で背中を丸めてパソコンに向かっていた私は、別の惑星の話を聞くような気持ちでそのメールを読んだ。編集女史はこう進める。

 「以前、できる美女と仕事をすることの多いフリーランスの男性が『できる女性は皆、ノースリーブだ』とSNSで書いているのを見て、なるほど!と唸りました。涼しいからという理由で気軽に着るアイテムじゃないんですね。オトナの女性のノースリはやっぱり特別なんです!」

40女、50女のノースリーブ姿は難易度高い

 その通りである。ガサガサ肌やムダ毛やたるみ肉などと何ら面識のないかわいらしい子ども時代ならともかく、ワキの下問題が気になるお年頃となり、やがて二の腕に「私が子どもの頃の太ももってこれくらいだったような気がする」レベルの貫禄が出、無防備な日焼けの代償として各種シミソバカスの皆さんも「やあ」と浮き上がるオトナとなった今、脇と二の腕丸出しのノースリを着るのには、相当な下準備と覚悟が要る。

 暑いからとかかさばるからと洋服の面積を単純に小さくするのは、大変に危険な行為なのである。オトナの女のノースリはスペシャルなのだ!

 だからもしこのコラムを読んでいる男性がおられたら、これからは認識を新たにしていただきたい。オトナの女のノースリ姿には美意識とか覚悟とか自信とかいろいろ込められていることがあるので、「今日は露出度高いっすねー」とか「そんなに暑いっすかねー?」とかなんとか、ボヘーっと見ていたらいかんのだ。

●ノースリーブ姿は都会のオンナ、美人の証

 以前、モテる40女たちにランチに誘われてのこのこ出かけたら、彼女たちはまるで申し合わせたかのようにノースリを着ていた。

 「大学で東京に来たとき、東京の女は冬でもノースリーブなんだ! ってびっくりしたよねー。ノースリは都会の女の印!」

 と語るのを聞いて、中途半端な七分袖姿だった中途半端な神奈川出身の中途半端な私は「ほえー、そんなもんか」と感心したことがある。

 ちなみに、俳優の八嶋智人さんは奥さんと出会ったとき、黒いタートルのノースリーブ姿の彼女を見て、

 「それは暖かいのか? 涼しいのか? 都会育ちの女は変わったものを着るなぁ」

 と思って恋に落ちたとか。

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最終更新:4/16(火) 11:06
日経ARIA

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