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3人の女性建築家が作るプラダのバッグ。

4/17(水) 18:55配信

Casa BRUTUS.com

・カスタマイズできる「ペット」バッグ。【妹島和世】

建築家やプロダクトデザイナーがプラダのナイロンを使ってスペシャルアイテムを作製する企画「PRADA Invites」。今年、コラボレーションしたのは3人の女性建築家でした。

Q 妹島さんは「ペット」をコンセプトに、切り離し可能な2つのバッグを作成しました。アイデアはどこから?

A バッグはいつも持っていて、最も身近な存在です。持つバッグは同じだけれど、ペットみたいに自由にカスタマイズできたら嬉しいなと思いました。自分のペットにアクセサリーを着けて、飾りつけるといったように。

Q 制作中に最もこだわった点は?

A 膨らみをもたせることです。ペットだからぷくっとしていたほうがかわいいし、形も物を出し入れすることで変わったほうが面白い。自分でバッグを膨らませるアイデアもあったのですが、残念ながら時間が足らずそこまではできませんでした。

Q 様々な色が使われているのも目を惹きますが?

A その方が楽しいですよね。アクセサリーは自由に付け替えられるので、建物のなかの人間と同じように様々な色が集まったり散らばったりするイメージです。

Q デザインする上での建築とファッションの違いは?

A ファッションはスピードが速いので、世の中の空気感がより早く現れると思います。建築でもそうなんですが、今回はイタリアと日本の物作りの違いを感じました。イタリアの建築は力強くて、マッシブに立ちあがります。バッグもデザインした時はもっと小さくて繊細なものをイメージしていました。しかし私たちのスケッチをもとにプラダが作ったバッグは想像以上にごつく、でもバランスのとれたものでした。例えばジッパーにしても、最初は大きすぎる印象でしたが全体としてはいい。こうした新しいものに挑戦できるのも、プラダというブランドが積み重ねてきた物作りがあるからだと思います。

妹島和世 
1987年妹島和世建築設計事務所、95年西沢立衛とともにSANAA設立。2010年プリツカー賞受賞。最新作に〈大阪芸術大学アートサイエンス学科棟〉〈日本女子大学目白キャンパス新図書館〉など。

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最終更新:4/18(木) 5:48
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