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クルマ好きの宿敵「洗車キズ」! 可能な限り防御する本当に正しい洗車方法とは

4/17(水) 6:20配信

WEB CARTOP

キズを付けないためには可能な限りボディをこすらないことが大切

 あまり気にしない人には関係ないだろうが、洗車好き、さらにはボディの程度にこだわる人にとっては洗車時のキズは宿敵といってもいい存在だ。気にしないという人でも、見た目の印象が悪くなったり、将来の売却時の査定へも影響するから少しでも関心をもったほうがいい。

多くの人が知らない洗車後の仕上げポイント5つ!

 洗車というのは、基本的にこするという行為がつきまとう。シャンプーをかけるとき、そして拭き上げるとき。またワックスをかける際も塗り込み、拭き上げるため同様だ。

 純正塗装ではキズが付いても自己補修するものを採用しているクルマもある。日産のスクラッチシールドは以前からあるし、トヨタもセルフリストアリングコートとして採用車種を広げている。これらは簡単に言ってしまえば柔らかい塗装で、キズというのは本来削れて付くものだが、凹ませることで元に戻るというのが理屈。ゴムの板を爪で引っ掻いても最初はスジが付くが、しばらくすると元に戻るのと同じだ。

 こういった塗装であれば洗車時のキズはかなり防げるだろうが、採用されるのは高級車が中心だし、いままでチェックした感じでは細かいキズは大丈夫でも、少し大きめのものは厳しいことが多いように思える。仕組みから考えると限界があるのも当然だろう。

 話は戻って、キズを付けない洗車とはなにか? 簡単に言ってしまえばこすらなければいいのだ。といっても、完全にこすることを避けられるのはシャンプーをすすぎ流したあとの拭き上げだけ。吸水性に優れたセーム皮や人工セームを使って、押すようにして水分を除去していくといい。

洗車時は泡がポイントになる

 あとはこすらないとダメなものばかりだが、その際もできるだけ塗装へのダメージを少なくするため、力を最少限にする。ゴシゴシこするのは御法度だ。そもそもシャンプーにしても、ワックスがけにしても、軽く力を入れるだけで問題はない。ワックスは軽く力を入れるだけで、スッと伸びるし、拭き上げも薄く伸ばして塗り込んであれば力は不要。また最近のガラス系コーティングでは濡れたボディに使えるのも多く、スプレータイプなら塗り込みも拭き取りも不要だ。

 それ以外に重要なのが、シャンプーがけ時の汚れをどうするか。水アカだけならいいが、砂ホコリなどが付着していて、それをスポンジで引きずることでキズが付く。簡単に言ってしまえば、下手をするとサンドペーパーをかけているのと同じことになってしまうのだ。

 まず、いきなりスポンジでこするのではなく、バケツにシャンプーを溶かしてシャンプー水を作り、ボディに何回かかける。さらに水をかけて「下洗い」をする。そのうえで、スポンジを使ってシャンプーがけをするが、その際も専用の大ぶりで目の荒いものを使用して、軽く手をそえるようにして動かしていく。マメにバケツのなかでスポンジを揉んでスポンジに取り込まれた汚れを排出しつつ、フレッシュな泡で洗うようにする。これを繰り返してよく見ると、バケツの底に砂などが溜まっていて驚くはずだ。

 この泡も重要で、泡が塗装面とのクッションになってキズを防止。さらに汚れを浮かして包み込んで取るという効果がある。泡を簡単に大量に作るコツとしては、バケツに水を汲んでからシャンプーを入れるのではなく、シャンプーを入れてから水を勢いよく注ぐと自然に大量の泡を作れるので、ぜひ試してみてほしい。

 ちなみにシャンプーにはワックス入りタイプもあって、これは洗車好きからすると邪道のように思うかもしれないが、シャンプーをかけるだけで撥水するので、拭き上げの手間が省ける。結果としてキズ防止にもつながるので、使ってみる価値はある。ただ、原液で使うものが多いので、泡立ちはいまひとつ。その際はスポンジに出して、手でもんで泡を立ててやるといい。

 そして最後にシャンプーがけの手順だが、まずはガラス。そしてボディの上部。ボディ下部からホイールを洗うというのが基本。

 ガラスが最初なのは、ほかを先に洗って砂などが付いたスポンジを使って万が一キズが付いた場合、除去しにくいから。また、ボディ下部は上部よりも汚れがひどいからで、境目はプレスラインを目安にするといい。こだわるなら下部専用のスポンジを用意するのもいいだろう。

 このように文章にすると長くて手間がかかりそうだが、いつもの作業のなかで少し気を配るだけなので、実際にやってみると洗車好きなら面倒ではないはずだ。

近藤暁史

最終更新:4/17(水) 6:20
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