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【卓球】水谷、15分間の取材の中で、目に関する問答が12分間!?

4/17(水) 15:47配信

卓球王国

ブダペストで水谷は二人の敵と戦う

 全日本選手権で優勝したからこそ、水谷は目のことを正直に語ったのかもしれない。今回の合同の囲み取材でもそうだが、堰を切ったように目のことを語った水谷。今まで言いたくてもそれが言い訳に聞こえてしまうために、言えない苦しみを自ら口に出しているということなのだろう。

 しかし、今のままでは世界選手権でも、水谷が戦ったあとには常に目の質問が集中するだろう。暗い会場でスポットライトが入るようなコートでの見えにくさは、彼だけではなくほかの選手も感じている。それを口に出すかどうかは選手次第。もちろん、その目の不調の苦しみは彼にしかわからない。
「目のことは水谷しかわからないので、彼に寄り添っていくし、できるだけのことはしていく。ただ、なるべく卓球に集中する環境をつくってあげたい」と男子NTの倉嶋洋介監督は語った。

 その通り、今回の世界選手権で水谷は卓球に集中しなければならない。彼が戦う前に目のことが気になって集中力が落ち、最後の世界選手権個人戦で力を発揮できないことが心配だ。最後の世界個人戦で水谷隼という、日本卓球界の顔ともいうべき選手に後悔を残してほしくない。
 ブダペストで水谷が戦うべき相手は二人いる。ひとりはコートの向こうの相手であり、もうひとりは目の問題に逃げ込もうとする水谷自身なのだ。今はただ、ブダペスト大会のプレー環境が、彼にとって良好なものであることを願うばかりだ。

卓球王国 今野昇

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最終更新:4/17(水) 16:09
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