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ボルボ V60クロスカントリー日本上陸!ワゴンとSUVのいいとこ取り! 【試乗記】

4/17(水) 14:40配信

GQ JAPAN

ボルボのステーションワゴン「V60」の派生モデル「V60 クロスカントリー」が日本に上陸した。その印象はいかに?

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最低地上高はSUV並み!

小田原厚木道路ではあいにくの小雨模様だった。筆者は箱根の強羅にあるラグジュアリー・ホテルへと愛車で向かっていた。ボルボの新型「V60クロスカントリー(CC)」の試乗会に参加するためだ。

たまたま通りがかった箱根登山鉄道の強羅駅前の桜は満開で、雨は雪に変わっていた。桜吹雪は「遠山の金さん」でもおなじみだけれど、桜に雪は寡聞にして知らなかった。聞いたことがなかった。なんと幻想的なことか……と同時に、これこそV60CCにピッタリの舞台ではないか、と思った。

新型V60CCは、現行「V60」の最低地上高を65mm上げて、210mmとし、悪路走破性を高めたクロスオーバーである。最低地上高210mmというのは、ボルボのSUV「XC60」の215mmに迫る数値で、この種としては異例に高い。スバルの「レガシィ アウトバック」は200mmとっているけれど、BMW「X1」は185mm、アウディ「A4オールロード クワトロ」は170mm、フォルクスワーゲン「パサート オールトラック」は160mmと、ドイツ勢はおおむね低い。最低地上高は高いほどオフロードの踏破能力は確実に高くなる。ちょっとした段差でも、臆せず行ける。

駆動方式はもちろん4WDで、システムの中核をなすのは第5世代のハルデックスである。ボルボでは「AOC(Active On demand Coupling)」と、呼ぶこの電子制御の油圧多板クラッチが、ドライ路面では前輪駆動で走って燃費を稼ぎ、いざというときに最大50%のトルクを即座に後輪に伝達する。また静止時は、加速のときの最大トルクに備え、全輪駆動状態になっている。V60には電気モーターを使った4WDがあるけれど、AOCを持つのはV60CCだけ。ボルボとしては、V60CCを本格派のクロスオーバーと位置づけている。

日本市場向けV60CCのエンジンは、「T5」と呼ぶ254psの2.0リッター直列4気筒ターボのみ。トランスミッションはアイシンAWの8速オートマチックで、装備の違いにより、ふたつのグレードが選べる。「T5 AWD」の549万円と、「T5 AWD プロ」の649万円のふたつで、前者は18インチ、後者は19インチのタイヤを履いている。T5 AWDはV60でいうところの「モメンタム」、同プロは「インスクリプション」に相当するグレードで、V60と較べると65mmのリフトアップ料金は50万円プラスである。ちなみに、アウディA4オールロード クワトロは658万円だから、価格やサイズ的にライバルになるだろう。

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最終更新:4/17(水) 14:40
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