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八村塁はNBAで活躍できるのか― 現地識者が分析するリアルな強みと課題

4/17(水) 8:13配信

THE ANSWER

アーリーエントリーを正式表明した八村の米での本当の評価とは?

 米大学バスケットボール、ゴンザガ大の八村塁が6月のNBAドラフトにアーリーエントリーすることを自身のツイッターで正式表明した。カレッジ最優秀選手に贈られる「ネイスミス賞」の最終候補4人に選出されるなど、一気に評価を高め、ドラフトでも1巡目指名が確実視されている。

【動画】こんな姿がNBAで見られる日も近い! ボードが揺れた…八村が演じたド迫力の“超スラムダンク”の実際の瞬間

 次なるステージとなるNBAで活躍することができるのだろうか。現地識者がリアルな八村評を語ってくれた。3年次に開花した八村の才能を高く評価するのは米ヤフースポーツのバスケットボール担当、ジェフ・アイゼンバーグ記者だ。

「私は彼の多様性を高く評価している。ポストプレーでの得点力、中距離の決定力、そして、3ポイントのシュートレンジをしっかりと伸ばしている。マッチアップの場面でも余裕すら見せている。彼は多くのことを簡単に成し遂げられるようになった」

 オフェンス面での多様性はNBAでも十分に通用するレベルにある一方で、課題も存在するという。

「彼のディフェンスはまだオフェンスのレベルに到達していない。だが、そこも成長していることは間違いない。なぜなら、優秀なディフェンダーになれるフィジカル的なツールは持ち合わせているのだから。いつの日か守備面も高いレベルに到達できるだろう」

 選手個々のアスリート能力が一気に高まるNBAで果たしてディフェンダーとして通用するのか。そこには疑問符が付くという。

「それでも、今シーズンで最も伸びたのはディフェンスだと思う。彼はゴンザガのエースになって自信も身につけた。昨年はシックスマンや試合に応じてスタメンになる立場だった。それまでの2年間は語学の壁を乗り越えるためのものでもあった。コート上でようやく余裕を持って振る舞えるレベルまでたどり着いた。まだまだ伸び代はある」

 同記者は最高の舞台でも成長していくと八村のさらなる進化を予想していた。

米識者は断言「アスリート能力からすれば、スーパースターになれる素質がある」

 一方、CBSテレビでカレッジ戦などの実況を務めるケビン・ハーラン氏もこの1年間での急成長に刮目している。

「昨年から比べて、今の彼を見れば、信じられないレベルにたどり着いた。素晴らしいバリエーションの動きを見せてくれる。シュートレーンに出る際には全く恐れを見せない。中距離のショットに最高の自信を見せている。視野も素晴らしい。求めるものすべてを持っている。評判通りといってもいいね」

 3年次での進化は特筆すべきものがあるという。では果たして、NBAの舞台で来季活躍することはできるのだろうか。

「彼はすでにNBAレベルの肉体を持っている。スピードも十分だ。スキルも兼ね備えている。そして、チームコンセプトを遵守するという真面目さも魅力だ。彼は規律に厳格なマーク・フュー(ゴンザガ大HC)の下でそれを見せていたのだから。彼は前途有望なキャリアを築くためのすべての能力を兼ね備えている。

 スーパースターになれるかどうかは彼次第だ。スーパースターになれると期待された才能がNBAでは消えてしまうというケースは多々ある。その一方で、伸び代があまりないと思われていた選手たちが突き抜けることもある。それは多大な努力があってこそ。彼と彼の努力次第だ。フィジカル能力、アスリート能力からすれば、彼にはスーパースターになれる素質があるはずだ」

 世界中からタレントが集結するNBA。その中でも、八村はアスリートとして、スーパースターを目指せるポテンシャルがあるとハーラン氏は分析していた。

ジョセフ・ディポリート / Joseph D'Hippolito

最終更新:6/24(月) 19:56
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