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民放は朝ドラ「なつぞら」より「おしん」に戦々恐々、BS再放送でSNSは大騒ぎ

4/17(水) 5:59配信

デイリー新潮

地上波の視聴率にも影響? 

 NHKの連続テレビ小説と聞けば、今なら多くの人が「なつぞら」(NHK総合・8:00~8:15)を思い浮かべるだろう。ところが、急速に注目を集めている“ウラ朝ドラ”があるのをご存知だろうか? 

【写真】じっちゃん(草刈正雄)と子役(粟野咲莉)のツーショット

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 4月8日、「あさイチ」(月~金・8:15~9:00/9:05~9:54)で、ちょっとした“事件”が起きた。
 
 番組キャスターは博多華丸(49)・大吉(48)、近江友里恵アナ(30)の3人だが、華丸は3月30日から舞台に出演しているため欠席。その日はピンチヒッターを藤井隆(47)が務めていた。

「あさイチ」冒頭の名物と言えば“朝ドラ受け”だ。8日の「なつぞら」は第7話が放送された。ヒロインのなつ(粟野咲莉[8])が家出し、帯広に辿り着くというエピソードだった。

「なつぞら」が終わり、「あさイチ」が始まる。すかさず藤井が「いやぁ、やっぱりイカダでね、奉公に行くシーンを見ると……朝ドラ」と受けたのだが、この日の「なつぞら」にはイカダも奉公も登場しなかった。

 要するにボケたわけだ。阿吽の呼吸で博多大吉が「違います」と冷静にツッコむ。「それ、BSでやっていた『おしん』の話です。地上波を見ていたので、できれば『なつぞら』の受けをしてほしかったですね」

「なつぞら」は連続テレビ小説の100作目にあたり、これを記念して4月1日から、BSプレミアムで「おしん」が再放送されている。テレビ担当記者が解説する。

「『なつぞら』の本放送はNHK総合で8時から15分間です。一方、BSプレミアムは7時半から地上波に先駆けて『なつぞら』を先行オンエアします。熱心なファンはBSで視聴するのですが、その時に7時15分から始まる『おしん』も一緒に見るようになったんです。そして『おしん』をリアルタイムで見たことがない40代以下の世代が、この再放送で衝撃を受け、静かなブームになりつつあるんです」

 ツイッターで「おしん」と検索してみる。するとファンが熱心にツイートしている様子が一目瞭然だ。

「朝から号泣」のツイートは枚挙に暇がない。出演陣の絶賛も多い。第1部ヒロインの小林綾子(46)、母親役の泉ピン子(71)、父親役の伊東四朗(81)の演技は今でも視聴者の心を揺さぶっているようだ。

 当時は無名だった平泉征(現:平泉成[74])や光石研(57)が脇役で出演していたことも“発見”され、これも多くのツイートが投稿された。

 更に4月11日には「なつぞら」に小林綾子が出演。BSの視聴者は、子役の小林と現在の小林を連続して楽しんだことになる。これではツイートのネタには事欠かないだろう。盛り上がるわけだ。

 中には、ヒロインのおしんとノーベル平和賞を受賞したマララ・ユサフザイ(21)を重ねあわせる“社会派”のツイートもある。また「『おしん』があまりに面白く、『なつぞら』が物足りなく感じてしまう」という声すらある。

《今のところ「おしん」の方が面白い! めっちゃ引き込まれる! こりゃ伝説の視聴率も納得だわ》

《夫「BSでさ『おしん』見たあとに『なつぞら』みると『おしん』のインパクトが強すぎて『なつぞら』が霞むよね」》

《「なつぞら」だけ見てたらなつが可哀想すぎて辛かっただろうけど、毎朝「おしん」見た後の「なつぞら」だから安心して見れる.....そのくらいおしんが地獄...》

(※編集部註:以下ハッシュタグを削除したり改行を省略するなど、一部の表記スタイルを変更した)

 おしんは大根飯さえろくに口にできないが、なつはアイスクリームやジャガイモを食べているというわけだ。

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最終更新:4/17(水) 11:33
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