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1軍デビューを飾る大器が続出。今季のプロ野球はルーキーがアツい!

4/17(水) 6:20配信

週プレNEWS

ロッテという球団にとっては、実に54年ぶりの高卒新人の開幕スタメン。半世紀もの空白を埋めたのは、藤原恭大だった。

大阪桐蔭高校(大阪)で根尾 昂(中日)らと共に甲子園春夏連覇を経験。昨秋のドラフト会議では3球団から重複1位指名を受けた大物である。あるベテランスカウトはプロ入り前の段階から「即戦力に近い。すぐに1軍キャンプで順応できる」と語っていたが、その言葉どおり春季キャンプから順調に調整をこなし、開幕スタメンを勝ち取った。

ロッテの外野陣がちょうど世代交代を迎えていた絶好機。藤原には50m走5秒7の快足に、外野から低く鋭く伸びていくスローイングがある。打撃面で多少プロの壁に当たったとしても、走守で戦力になっているうちに順応できるはず......。そんな淡い期待もあったが、やはりプロは甘い世界ではなかった。わずか6試合の出場で1割5厘と低打率に終わり、藤原は1軍登録を抹消された。

それにより、昨秋のドラフト会議で3球団以上から重複1位指名された高卒ルーキー3人は、全員2軍ということになった。根尾は故障で出遅れ、ファームでも低打率に苦しんでいる。また、報徳学園高校(兵庫)から広島入りした小園海斗は、オープン戦で結果を残して1軍スタートとなるも、昨季ゴールデングラブ賞を受賞したレギュラー遊撃手・田中広輔の牙城を崩せず。巨人との開幕3連戦終了を待たずに2軍落ちした。

とはいえ、大器にもじっくり実力を養う時間は必要だ。藤原も高校時代から「当てにいかずに強く振り切れるようになりたい」と高い意識を持って取り組んできた選手だけに、スケールの大きな外野手に育つ可能性は高い。

今季はそのほかにも、野手の新人が春先から目立っている。阪神は開幕戦の1、2番を"社会人出身ルーキー"に託した。新人ふたりがスタメンに名を連ねたのは、球団にとって47年ぶりのことだった。

1番の木浪聖也は社会人の名門・Honda出身の内野手。オープン戦でチーム最多の22安打と結果を残し、北條史也、鳥谷敬らとの競争を制して開幕遊撃手の座を勝ち取った。

ところが、開幕後に打撃不振に苦しみ、無安打が続いて早々にスタメン落ち。Hondaのチーム関係者が「派手さはないけど、気づいたら戦力になっている底力がある」と評したしぶとさを見せられるか。プロとして最初の正念場を迎えている。

一方、2番の近本光司はドラフト1位の力を見せ、オープン戦では6盗塁をマーク。小柄ながらパンチ力のある打撃も評価されており、センターに抜擢(ばってき)された。

近本は、大阪ガス時代の昨夏、都市対抗野球大会で橋戸賞(MVP)を受賞した実力者だ。開幕直後から打撃面で苦労しているものの、順応性は高い。阪神特有の「関西メディアの過熱ぶり」と「熱狂的なファンの圧」に負けなければ、新人王争いの中心になるはずだ。

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最終更新:4/17(水) 6:20
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