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【卓球】卓球のラバーはいくら? 1万円近い新ラバーが登場

4/18(木) 16:34配信

卓球王国

卓球では世界のトッププロとホビー選手は同じ用具を使うことがある

 卓球ではラケットに木材を85%以上使うルールがあり、その木材の上に天然ゴムを主原料とする「ラバー」を貼る。シェークハンドラケットならフォアとバックの両面に2枚貼ることになる。「お手軽なスポーツ」のように思える卓球でも、中級者クラスなら、ラバーは両面2枚で1万円近くする。もちろん初心者には入門用の用具があり、ラケットとラバー2枚でも1万円以下で購入はできるが、上達すればするほど、試合で勝ちたくなればなるほど、用具にお金を使うのは致し方ない。
 今まで、日本と世界のトップクラスの選手が使用し、それが一般の愛好者レベルでも使っていたのは日本製の『テナジー』というラバー。「バタフライ」ブランドのタマス社製だ。ゴルフなどと違い、卓球では世界のトッププロ選手が使う用具がそのまま市販されており、一般愛好者でも卓球専門店などで買うことができる。

 卓球は、200種類は超えるであろうラケットやラバーを組み合わせて、選手が自分のプレースタイルや好みに応じて、用具をチョイスするラケットスポーツだ。種類の多さ、選択肢の多さではテニスやバドミントンというほかのラケットスポーツの比ではない。しかし、トップクラスになればなるほど、彼らの要求に耐えられる用具は限定されてくる。その代表格のラバーが『テナジー』である。
 卓球のラバーは二層構造になっており、ベースにはスポンジ(ゴムが原料)を使い、その上にトップシートと呼ばれる粒のあるゴムシートが貼られる。主流は粒を内側にして、表面が平らなゴムシートの「裏ソフト」である。
 『テナジー』は「スプリングスポンジ」という特殊技術を使い、スポンジの中に多くの気泡を組み込んだ。そして、そのスポンジを最大に生かすためのトップシートの粒形状、密度、ゴムの配合を研究していった。卓球のラバーは中国やドイツでも製造されているが、この『テナジー』ほどの高いレベルのラバー開発はなかなか真似ができない。

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最終更新:4/18(木) 16:34
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