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NASAが「双子研究」の研究結果を初公開 ― 宇宙滞在は人間に大きな変化を与えない?

4/18(木) 21:13配信

エスクァイア

科学の未来

 この研究内容はとても新しい分野に思え、実際研究者たちにとっても新たな領域だったと言っています。

 「このような調査には、正直慣れていません。通常は、他の研究者も同じ研究に取り組んでいると知りながら、誰よりも早く結果を発表するためにお互い競い合っているものです」と、フェインベルク博士は言います。
 
 フェインベルク博士によると、NASAと宇宙旅行について調べるのは、今までにない経験だったそうです。

 「私たちは皆、『自分たちが生まれる前に始まり、そして死んだ後もずっと続くであろうプロジェクトに参加しているのだ』と実感していました。研究者としてのエゴよりも、大義のために参加している気持ちでした」と、フェインベルク博士は話しています。

 しかし、どんなによくできた研究でも、科学的証明をするには1つの研究では十分とは言えないのです。「NASAは今後も1年、6カ月、3カ月のミッションを予定していますし、地上で同期間、被験者を隔離して調査を行うことも考えています。これまでの結果を実証できることを楽しみにしています」と、ベイリーさんは話しています。

 フェインベルク博士は、宇宙飛行士自身が自分のゲノム解析をできるようにしたいとも考えており、「実はそれはとても簡単だ」と博士は言っています。

 2016年、遺伝子配列の決定が宇宙でも可能であることが証明されました。「宇宙飛行士がより自発的に、柔軟に、技術的なことを自分自身でできるようにするのが、今後の研究にとってとても重要です」と、フェインベルク博士は最後にコメントしています。

 いつの日か、月軌道プラットフォーム・ゲートウェイのような宇宙ステーションで研究が行えるようになるのでしょうか…。

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最終更新:4/18(木) 21:13
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