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【RIZIN】堀口恭司が公開練習「レスリングで差を見せようかなと思います。(DJには)もう勝てるんじゃないかな」

4/18(木) 17:08配信

ゴング格闘技

4月21日(日)、横浜アリーナにて開催される「RIZIN.15」で、元UFCのベン・ウィンと対戦する堀口恭司が18日、カルペディエム自由が丘にて、抽選に当選したファンクラブ会員約30人の前で公開練習を行った。2分間のシャドーでは、左右スイッチしての踏み込んでの突き・蹴りなどを披露した。

【写真】横浜大会に共に参戦するチームメイトのキング・モーについて話すと笑みがこぼれた堀口

▼第10試合 60kg契約 RIZIN MMAルール 5分3R ヒジあり
堀口恭司(ATT)
ベン・ウィン[Ben Nguen](米国)

試合の2週間前に来日した堀口は、いつも通り地元・群馬県高崎市を拠点に、栃木県足利市にある一期倶楽部に通い調整を行ってきた。この日は新幹線に乗り遅れ、30分ほど遅れて公開練習の現場に到着したが、「仕上がりはばっちりです。まだ全然、試合をやる感覚じゃなくて、いつも試合会場に入ってから気持ちを作るので、まだリラックスしています」と柔和な表情で語った。

対戦相手のベン・ウィンはUFCで4勝3敗と勝ち越している強豪。テコンドーベースで半身構えから左右スイッチし、歩くように打撃を放ってくる。伝統派空手出身の堀口はウィンについて、「ちょっと距離が普通の選手より遠い。たぶん似たスタイルかなと思います」と分析。「打撃の選手なのでカウンターを狙ったり、相手にペースを握らせないようにいつも通り自分の距離で戦います」とスタンドでの展開を語った。

基本は遠い間合いからの出入りを得意とするウィンだが、近距離のボクシングでも戦えるのがウィンの強みのひとつだ。堀口は、その近い距離についても「相手の必殺技だったり、得意な距離にしないよう、そこでも自分の得意な距離で戦おうと思います」と、自身の間合いで戦うことを重視している。

堀口がウィンに勝っている点として挙げられるのがスピードと、近年メキメキと力をつけているケージレスリングだ。その組み技の展開について堀口は、「自分のレスリングコーチもそう(堀口の方がレスリング力があると)言っています。そこで差を見せようかなと思います」と自信の表情。

これまでウィンは、堀口と同じくデメトリアス・ジョンソンに挑戦経験があるティム・エリオットをリアネイキドチョークで極め、現在ONEで活躍中のリース・マクラーレンにも判定勝ちするなど、グラップリングにおいても極め力を発揮しているが、堀口は「(足関節やチョークなど)寝技もしっかりとやってきて、どうやって外すかの対策もしてきました」と万全の構え。

ウィンを「強い選手なのでUFCという舞台に立てている」と警戒は怠らないが、「すべての面で上回っている?」と問われると「そうですね、そういう試合にしたいです」ときっぱりと圧勝するつもりであることを語った。

4月21日の横浜アリーナ大会には、ATTの同門でライトヘビー級タイトルマッチに出場するキング・モー(vsイリー・プロハースカ)も来日するが、米国フロリダのATTでもモーとは仲が良く、堀口によく話しかけてきたり、レスリングのテクニックを教えてくるという。

「モーはいつもジョークばかり言っています(笑)。レスリングの技術面でもすごい教えたがりですが、(サイズが違うから)いや、いいよと断っています」と堀口は苦笑する。

しかし、ATT勢のRIZIN参戦で、ダン・ランバート会長をはじめ、セコンドも充実のメンバーで来日することから、「チームで来てくれるのは助かります。いつもセコンドについてくれるコーチたちも来ているので心強いです」とつけくわえた。

今回、ランバート総帥自ら日本入りしているのは、横浜大会の後に大一番が控えていることも関係している。大晦日RIZINで一本勝ちしているBellator王者ダリオン・コールドウェルとの米国での再戦が待っている堀口は、「まずはこの試合に勝たないと」とウィン戦に集中の構え。

RIZIN榊原委員長は、「横浜大会以降の早い時期に堀口のBellator参戦」を示唆しており、6月14日には「Bellator NYC:Machida vs. Sonnen」マジソン・スクエアガーデン大会も控えているが、堀口は「やることは同じなので(横浜大会後)そんなに空けなくても問題ありませんが、どこでやるとかは興味ないです」とニューヨーク大会へのこだわりがあるわけではないことを語った。

3月のONE Championship日本大会には、かつてUFC時代に王座戦で敗れたデメトリアス・ジョンソンが参戦。若松佑弥に2R、ギロチンチョークで一本勝ちした試合もチェックし、「(ジョンソンは)打撃をもらってるな、と思いました。思ったほど反応の速度が速くないなと。(相手の動きを把握した後は2手、3手先を読んでいるようだったが?)そうですね。2R目は何個も引き出しがあるなと思いました」と評価。「勝負できる?」と問われると「もう勝てるんじゃないかな、と思います」と気負うことなく語った。

21日の横浜アリーナ大会では第10試合に決定。堀口の試合の後に那須川天心のキック戦とライトヘビー級タイトルマッチが組まれたが、試合順に関しては、「思うところはないですね。(自分の試合を)いちばん大会で盛り上げればいいかなと」と、内容勝負であることを語ると、「1マッチだろうがトーナメントだろうが勝負に変わりはないです。魅せる試合をしたいと思います。KOか一本で勝ちたい」と意気込みをみせた。

地上波で中継された大晦日の一本勝ち以降、「反響はありましたね」という通り、この日の公開練習には抽選に当選したファンクラブ会員約30人が詰めかけた。囲み取材の最後に堀口は、「30人以上のファンが集まったのに、30分くらい遅れてしまいすみません。これをしっかり力に変えて勝ってきますので応援、よろしくお願いします」と力強く語った。

日本MMA界で現在、バンタム級で世界最強の一人と目される堀口恭司の試合を生で観戦できる4月21日、横浜アリーナ大会まで、あと3日だ。

最終更新:4/18(木) 17:08
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