ここから本文です

2019-20年秋冬のパリコレ、どうだった?GQ現地取材組・座談会【後編】

4/18(木) 12:12配信

GQ JAPAN

1月末に行われた2019-20年秋冬のパリ・メンズコレクションを現地取材した3人が振り返る座談会。ファッションジャーナリストの野田達哉と増田海治郎、そしてGQファッション・エディターの高杉賢太郎にくわえ、GQ編集部ファッション・チームから森口徳昭とウィンサム・リーがたまに割り込みながら、後編をお届けします。

【パリコレGQ注目ルックを写真でチェック!】

【アミ アレクサンドル マテュッシとジャックムス】

増田海治郎(以下、増田):1月17日は 3日めです。10時にアミ(アレクサンドル マテュッシ)からはじまりました。

高杉賢太郎(以下、高杉):GQ編集部のリーさんは今回のベストに挙げていますね。

ウィンサム・リー(以下、リー):こんにちは、今回が初めてのパリコレ取材でした(笑)。アミは、いかにもフレンチトラッドな洒落た雰囲気で素敵でした。カーテンが徐々に開いて、最後にエッフェル塔が見える演出も!

野田達哉(以下、野田):こういう正統派のフレンチって、パリコレだと逆に希少だよね。

増田:地味ですが、オフィシン ジェネラルもあります。いつもパリコレの最終日の朝一にショーを開催します。しかもケータリングの朝食が美味しいんですよ。

野田:服じゃないんかい!(笑)

増田:朝食といえば、同じく最終日である20日の午前、今回がメンズのデビューだったジャックムスも最高でした。クラシックなフランスの朝食を並べた長テーブルを両サイドに置いて、ラストにモデルが集合してわいわい食事と会話を楽しむって演出で。彼も古き良き時代のフランス文化と地元のマルセイユを大切にしています。服もアミやオフィシンとはテイストが違うけど、フレンチの香りが色濃く漂っています。

森口:となると、フレンチっぽいテイストも盛り上がってきているんですかね。

リー:いい傾向です。上質なものをシンプルに着る男性がもっと増えてほしい(笑)。

【イッセイ ミヤケ メン】

高杉:次はイッセイ ミヤケ メンです。パリでもストリートの若い子たちが着ていて、追い風が吹いているかんじですね。

増田:ヒップホップっぽい子がプリーツのハーレムパンツを穿いてたりして、驚かされます。確実に流れがキテるので、デザイナーの高橋(悠介)さんにはもっと思いきったことをやってほしいな。イッセイの伝統を引き継いでいるのは分かるけど、もっと壊していいと思う。

高杉:「オム プリッセ イッセイミヤケ」のショーも非公式スケジュールでやったんですよね?

増田:そう、17日の夜21時30分から4区のポンピドゥー・センターで。サーカスのような動きのある演出でプリーツの機能性を見せた素晴らしいショーでした。こんなに引き込まれるショーは久しぶりで、最後の拍手喝采はオフ-ホワイトよりはるかにスゴかった。個人的にも今回のパリのマイベストです。

1/7ページ

最終更新:4/18(木) 12:12
GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2019年9月号
2019年7月25日発売

800円(税込)

"はるたん"が帰ってきた! 奇跡の男、田中圭/特集:親とは、子とは、そしてファミリーとは? 自由な「家族」/菅田将暉、”LOVE”を語る

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事