ここから本文です

今、なぜ外国人雇用が必要なのか?

4/19(金) 5:00配信

商業界オンライン

  今、なぜ外国人雇用が必要であり、われわれはどのように向き合うべきか。

 外国人雇用の会社を起業し7年目の私たちが見てきた現場のリアルを元に、分かりやすくお伝えするとともに、私たちが提唱する『達観した外国人雇用と共生』について、わが社が特化しているベトナム国と日本を軸に、全6回のコラムを書かせていただこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

 第1回は「外国人雇用改革の背景」。4月からの入国管理法の改正が施行され、なにかと話題の外国人雇用ですが、日本の現状、少子高齢化、労働人口減少等々の現状をお伝えし、今、なぜ、外国人雇用のトレンドがあるのかをひもといていきます。ぜひ、お付き合いいただければ幸甚です。

 現在の日本において、外国人労働者を見ない日はないと言っても過言ではないと思います。

 この背景には幾つかの要因がありますが、その1つに、日本の人口が減っていくことも挙げられます。

 少子化は、学校法人の存続、学校数にも影響しますし、その先には労働人口にも影響を及ぼします。

 これらの背景を勘案すると、外国人を日本に招致する必要があるのですが、現在の日本は移民政策ではないとする、なんともファジーな立ち位置を取っています。

 この連載の中盤で触れますが、ドイツは1950年代からイタリア、ポルトガル、トルコ、ギリシャから人を迎える移民政策に踏み切りました。現在は、その方たちが高齢化して社会保障が課題となっており、『労働力を呼んだつもりが、やって来たのは人間だった』という、なんとも灌漑深いメッセージが発信されています。

 これらを勘案すると、確かに、日本も外国人雇用を慎重に推進する必要があるようにも見て取れます。

 下記の統計図をご覧ください。

■高度経済成長期(1970年)

  小職の生まれた時代であり、戦後の日本が最も勢いがつき始めた時代かもしれません。団塊世代がモーレツ社員となり働き、団塊ジュニアといわれるわれわれ世代がうまれた時代です。

■バブル期(1980~2000年)

  もはや死語ですが、『DINKS(Double Income No Kids)』という言葉がトレンドになった時代でもあります。そして、バブルを迎え、崩壊した、あの時代です。

■現在(2015年)

  このあたりから、街に外国人留学生、アルバイト、労働者が増え始め、技能実習生制度も活性化されたという時代です。コンビニの店舗従業員のほとんどが外国人になっていきます。

■近未来(2025~2050年)

 超高齢者時代の到来です。しかも、うれしいことに?医学も発展し、ほとんどの病気が治るともいわれ、100歳まで生きる方も増えることになるそうです。

 同時に労働人口は徐々に減っていき、ここの代替をどうするかは深刻な問題でもあります。

1/2ページ

最終更新:5/24(金) 12:09
商業界オンライン

記事提供社からのご案内(外部サイト)

商業界オンライン

株式会社商業界

流通業界で働く人の
オールインワン媒体

商業界オンラインの前後の記事

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事