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DAZN 、テレビ向け「ブランド広告」予算に虎視眈々:「できる限り取り入れたい」

4/19(金) 7:11配信

DIGIDAY[日本版]

スポーツ分野におけるニッチなOTTサービスであるDAZN(ダゾーン)は、広告ビジネスにおいても自分たちのニッチを見つけようとしている。彼らの狙いは広告主たちのテレビ向けの支出をできる限り取り入れることだ。

DAZNは、イタリア、ドイツ、日本といった主要マーケットにおいて11月から、さまざまなバージョンの広告を静かに試験運用してきている。たとえばイタリアでは、DAZNはサッカー・トップリーグの114試合を見ることができる唯一のプラットフォームとなっており、このマーケットでは試合中にフォルクスワーゲン(Volkswagen)のCMが流れている。ドイツではストリーミング中に4つの異なるブランドの広告がローテーション形式で流れている。日本ではゲーム企業であるコナミ(Konami)によるブランデッドコンテンツが使われている。

このように「ソフト」なアプローチのため、DAZNは「手作業な」プロセスに頼らざるを得なくなっていると、DAZNのメディア部門エグゼクティブ・バイスプレジデントであるステファノ・デアンナ氏は言う。彼によると、すべての試験広告はチームによって配置されているとのことだ。どの広告設置も自動化されておらず、指標はDAZNによって出されるオーディエンス数を中心としている。これらの数字を外部団体によって比較することもできない。

ダイレクト販売のままで

しかし、今夏から、彼らの売り込みはより強固なものになるだろう。「8月、9月以降、我が社の広告デリバリー計画をスケールする予定だ」。

広告を管理し、広告主たちにダイレクトに売られてきた広告をターゲット化するための交渉をベンダーたちと行い、最終的には夏までに広告サーバーを設置することを予定しているという。現状ではDAZNの広告をプログラマティックで販売する直近の計画はない。テックの仲介業者に、プロジェクトの初期段階から収益の多くを割り当てることに、デアンナ氏は積極的ではない。

「完全にデジタル物件になったうえで、広告取引を自社テクノロジーに差し込むわけではない。我々がブランドと、直接の関係性を持つ方向性に、常に売り込もうと思っている。カスタムメイドでブランドの関係性を進化させることができるプレミアムな環境を我々は持っている」と、彼は語る。

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最終更新:4/19(金) 7:11
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