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【平成スポーツカー図鑑 13】7代目カローラレビン(AE101型)は、S/Cで絶対的速さを、自然吸気で気持ち良さを訴求した(平成3年)

4/19(金) 6:50配信

Webモーターマガジン

S/Cは170psまでパワーアップ

新しい元号が「令和」に決まり、いよいよ平成が終わろうとしているが、この時代に誕生した記憶にとどめておきたいスポーツカーたちを紹介する連載企画。第13回は7代目となる「AE101型 トヨタ カローラレビン」(平成3年<1991年>6月発売)
だ。

2T-G、18R-Gなど高性能エンジンの量産化に貢献したYAMAHA

カローラのスポーツクーペ、レビンは1987年に登場した6代目のAE92型からFF化され、FRの優位性を失ったがスーパーチャージャー(S/C)で145psを発生するGT-Zを投入。89年には165psまでパワーアップして、レビンの名に恥じない高性能ぶりをアピールした。

1991年に登場した7代目のAE101型は、トップグレードに170psにパワーアップしたGT-Zをラインアップするものの、自然給気(NA)でホンダVTECと同じ160psを得るため、4A-GE型を1気筒あたり5バルブ(吸気3・排気2)の20バルブ化を図り、また4連スロットルも採用された。

これで、峠ではS/Cエンジンを積むGT-Z、レースにはNAのGTという棲み分けが可能になった。

車両重量増加がネックになり次世代はS/Cを廃止

GT-Zは新開発のスーパーストラットサスペンションとビスカスLSDを標準装備し、荒れた路面でも確実なトラクションが得られ、高い限界性能を示すなど、峠アタック向きと思われた。しかし車両重量が先代より80kgも重くなり、軽快感に欠けるとの声も多かった。

それゆえ8代目のAE111型はS/Cモデルを廃止。出力を165psに上げた20バルブ4A-G型を積むBZ-Gを頂点に置き、AE101型より70kgの軽量化を図って軽快な操縦性を狙ったのだった。

しかし、クーペやスペシャルティカーの人気凋落のため、2000年8月のフルモデルチェンジでレビンはカローラのラインアップから消えることになる。

カローラレビンGTーZ(1991年)主要諸元

・全長×全幅×全高:4275×1695×1305mm ・ホイールベース:2465mm ・車両重量:1150kg ・エンジン型式/種類:4A-GZE型/直4DOHCスーパーチャージャー ・排気量:1587cc ・最高出力:170ps/6400rpm ・最大トルク:21.0kgm/4400rpm ・トランスミッション:5速MT ・タイヤサイズ:195/55R15 ・車両価格:202万7000円

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最終更新:4/19(金) 6:50
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