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知らなきゃ損!? 「カウカモ」編集長に訊くリノベーション物件のリアル

4/19(金) 12:16配信

GQ JAPAN

2015年から始まった、中古・リノベーションマンションの売買サービス情報サイト、「cowcamo(カウカモ)」編集長の伊勢谷亜耶子氏に物件探しの“リアル”を訊いた。

【カウカモオススメの物件選びのポイントはこちら!】

前回、『GQ JAPAN』が「リノベーション」の特集をしたのは2013年7月号のこと。翌年4月に消費税が「8%」にアップすることを前提とし、不動産購入の“賢い選択肢”の1つとしての提案だった。そこから約6年、最新のリノベーション事情はどうなっているのだろうか。建築家、リノベーション専門会社、リノベーション・メディアなど、それぞれの専門家にインタビューし、「リノベーションの現在」をあきらかにする小特集!

物件探しのポイント

中古・リノベーション住宅との出会いを通じ、自分らしい暮らしを実現するためのサービスを提供しているのが「cowcamo(カウカモ)」である。物件情報のほか、リノベ物件に住む人へのインタビューなどを掲載する「カウカモマガジン(cowcamo MAGAZINE)」や街歩きイベント、リノベーションを検討する人に向けたセミナーなどを展開している。

メインとなる物件情報サイト「カウカモ」は、2015年にローンチした。現在の掲載数は約120件、アプリ版は約600件と決して多くないが、プロの目で選び抜いた物件が集まっている。物件の詳細のみならず、その周囲を歩き回って取材した街の情報が充実しているのが特徴だ。読み物としても楽しいサイトをつくる理由を、伊勢谷亜耶子編集長にたずねた。

「家を買うことは、住む街を選ぶことだと思っています。物件だけでは生活は成り立たない。同じ街でも、ファミリーなら子供と一緒に行ける図書館や学校だったり、シングルだったらカフェやバーだったり、求めるものが違いますよね。だから街の情報を紹介することには当初からこだわっています」

掲載する写真にも、こだわりは反映されている。窓やバルコニーからの景色は、眺望が良くても悪くても必ず載せているという。たとえば「隣がお墓」といった悪条件を伏せて掲載しても、内見に行けばわかることだからだ。

「最初からわかった上で見に来てもらうほうが、お互いに無駄がなくていいですよね」

こうした細部への目配りと合理性は、取材前の準備にも現れている。

「カウカモでは、マンションの管理体制の情報についてもかなり力を入れています。そこは住む人個人では変えられない部分なので、修繕積立金がどの程度貯まっているのか、今までにどんな修繕をやってきたかなどを調べてから取材に行っています」

じつは伊勢谷編集長は、日本のリノベーション事業者の草分けであるブルースタジオ出身だ〈参考記事〉。当時はオーダーリノベーションに向けた未内装の物件仲介を担当していたという。そのなかで、「自分のライフスタイルに合わせて家をカスタマイズするのが、日本でもっと普通のことになってほしい」という思いが生まれた。それが「カウカモ」につながっている。

「オーダーリノベーションをするほど住宅に対する感度が高い人は、本当に一握りです。そうした方々だけではなくて、『憧れはあるけどハードルが高い』『やりたいけどお金も時間もないし面倒』と思っている人にも、リノベーションの良さを知ってほしい。リノベ済みの物件ならすぐに住めます。憧れを憧れで終わらせないためのサービスを作りたいと思って『カウカモ』をやっています」

検討する人のハードルを下げるために、従来の不動産サービスとは違ったカラーのメディアを目指す。伊勢谷編集長は「今すぐ買いたい方だけがお客様ではないと思っている」と語る。

「住まいを妄想するところから楽しんでもらって、いつか『買おう』と思ったときに『カウカモ』の世界観に共感して来てくれたらいいな、と考えています」

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最終更新:4/19(金) 12:16
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