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ウィキリークス創設者アサンジ氏が暴露した「米国の戦争犯罪」が凄まじすぎる

4/19(金) 8:31配信

HARBOR BUSINESS Online

米軍の砲撃で死亡した、スペイン人記者の遺族による起訴を妨害!?

 またウィキリークスは、当時のエドアルド・アギーレ在スペイン米国大使が、スペイン政府当局や検察に送った2007年5月14日付の外交文書を公開した。

 これは、2003年4月にイラク戦争で米軍戦車の砲撃によりスペイン人記者ホセ・コソ氏が死亡した件について、米軍兵士3人を起訴させないよう圧力をかけていたというもの。

 コソ氏は当時、各国記者が拠点としていたバグダッドのパレスチナホテルにいたところ、同ホテルをバグダッドに侵攻してきた米軍の戦車が砲撃。コソ氏は死亡した。

 コソ氏の遺族は、砲撃を行った米軍兵士らを戦争犯罪者として起訴することを求めたものの、遺族の主張はなかなか認められなかった。遺族たちの責任追及を求める活動は、現在も続いている。

アサンジ氏側は米国での死刑を懸念

 アサンジ氏の弁護士ジェニファー・ロビンソン氏によれば、現在、アサンジ氏は同氏がイラク戦争の機密情報や外交公電を大量に漏洩させた、チェルシー・マニング氏と共謀したという容疑で起訴されているのだという。

 また、米国当局は「アサンジ氏が、2016年大統領選へのロシア政府の介入を支援した」との疑いも追及する構えだ。アサンジ氏側は米国に引き渡された場合、最悪の結果として死刑に処せられることを懸念している。

 国際的なジャーナリスト団体「国境なき記者団」は、「表現の自由の原則と、ジャーナリズムの情報源を含むジャーナリズムの役割の保護の原則をアサンジの扱いにおいて優先させるよう求める」との声明を発表。イギリス政府は「アサンジ氏を米国に引き渡すべきではない」と主張している。

<文/志葉玲(ジャーナリスト)>

ハーバービジネスオンライン

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最終更新:4/19(金) 8:31
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