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オタクが楽しく浪費できる「お金の話」 著者に聞く

4/20(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

■積み立ては40代からでも遅くはない

――積み立てNISA利用など「こつこつ積み立て」というと若年層向けと受け止められます。年をとってからでは遅いのでしょうか。
篠田氏「寿命が長くなっているので40代なら20年以上運用期間を確保できます。手数料など初期費用の回収を考慮するとiDeCoや積み立てNISAを始めるタイミングの上限は、57歳ぐらいと考えています。もし預貯金など(生活費などを除いた)余裕資金があるなら7割は新規の投資に、残り3割は(株式などの)相場下落時の追加の購入用にと分けてもいいでしょう」
――投資対象を選ぶコツは。
篠田氏「(値動きが大きい)ハイリスク・ハイリターンの投資信託はおすすめできません。まずはリスクコントロールがうまく、相場全体が下がったときにも基準価格が大きく下がりにくい投資信託を積み立てで購入するところから始めましょう。保険や不動産の購入も資産形成には向きません。特に保険は現在、資産を増やすために使える商品はありませんので、あくまで、けがや病気で自分が困ったときの保障として使ってください」
かん氏「オタクは自分が知らない分野を教えてもらったことをきっかけに調べ始め、徐々に(それぞれの違いを理解するなど)『解像度』を上げていって覚えていきます。知らないものを理解してかみ砕いていくのは慣れているはずです」
篠田尚子慶大法卒。銀行で資産運用の相談業務などを経験した後、2006年ロイター・ジャパン(現リフィニティブ・ジャパン)入社。傘下の投信評価機関リッパーにて投資信託のデータ分析業務、アナリストとして投信評価と市場調査を担当した。13年に楽天証券経済研究所に移り、著書に「新しい!お金の増やし方の教科書」(SBクリエイティブ)などがある。メジャーリーグ好き。
劇団雌猫平成元年生まれのオタク女性4人組。それぞれの趣味に熱く消費をしながら、オタク女性の「浪費」に関するイベントや記事の執筆などを手がける。編著書に『浪費図鑑』(小学館)、『だから私はメイクする 悪友たちの美意識調査』(柏書房)など。
〔日経QUICKニュース(NQN)聞き手は岩本貴子〕

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最終更新:4/20(土) 12:15
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