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トライアンフ・スピードツインに試乗! 往年の名モデルが大復活!

4/20(土) 8:11配信

GQ JAPAN

1930年代に発売され人気を博した「スピードツイン」の名前が復活した。“ネオクラシック”モデルを得意とするトライアンフのニューモデルにジャーナリストの佐藤旅宇が試乗した。

【写真を見る】名車の名を復活させたトライアンフ・スピードツイン

オリジナルモデルから受け継いだものとは?

スピードツインは「ネオクラシック」あるいは「モダンクラシック」などとカテゴライズされるモデルだ。つまり現代のメカニズムを往年の名車をモチーフにしたスタイリングで包んだバイクのことである。とくにビッグバイク市場においてはネオクラシックがトレンドとなっており、ドゥカティ・スクランブラーやカワサキZ900RSなどは、発売と共にたちまち人気車種となっている。

もっともトライアンフというメーカーは、こうした流行が生まれる前からこの手の懐古調モデルを主力製品にしていた。一度は倒産したトライアンフが紆余曲折を経てヒンクレーに新たな工場を建設し復活したのが1990年。95年には「サンダーバード」という50年代に一世を風靡した名前を冠したモデルを登場させている。これは随所に往年のディテールを取り入れたスタイリングに最新の水冷並列3気筒DOHCエンジンを搭載した、いわばネオクラシックの元祖的存在だった。

スピードツインにもモチーフとなった元ネタが存在する。1938年に登場したオリジナルの「スピードツイン」は、単気筒エンジンが主流だった時代に2気筒エンジンを採用し、その高性能によって商業的に大成功を収めたモデルとして知られている。とはいえ、いくら何でもガーターフォークにリジッドサスペンションという戦前のモーターサイクルの姿をそのまま再現させられる訳はなく、あくまでネーミングと理念を受け継いだ、ということだ。

受け継がれた理念を解釈するなら、「軽量でコンパクトな車体」ということになるだろう。クラシックバイクに関する文献によると、オリジナルのスピードツインは単気筒エンジンに匹敵する軽量コンパクトなツインエンジンによって、群を抜いたパフォーマンスを実現していたという。

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最終更新:4/20(土) 8:11
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