ここから本文です

【なんと40万円引きも!?】 平成最後の決算セール 値引き乱発の実情と背景

4/20(土) 11:04配信

ベストカーWeb

 一年で最大の新車の買い時が3月の決算セールだ。年度末の追い込み時期ということで、ディーラーは新車を1台でも多く売りたい背景があり、値引きも大きくなりやすい。

 2019年3月決算セールは例年以上に値引き合戦が激化した。平成最後となった決算セールの実情を、ディーラー取材のベテランジャーナリストである遠藤徹氏がレポート。例年以上に値引きが拡大した背景も含めて振り返る。

売れ筋ミニバンで値引きの最前線を調査

 2019年2月下旬の週末、首都圏にある国産有力販売店数軒に潜入してみた。

 最初に訪れたのは都内環状7号線沿いにあるトヨタのカローラ店だった。応対した40代前半らしい営業マンに「ノアの見積もりが欲しいのだけど」と伝える。すると「承知しました」とその営業マンはショールーム中ほどにあるテーブルに案内してくれた。

 まず、カタログと価格表を提示されたので、そのなかから売れ筋の特別仕様車「Si W×B II」をチョイス。販売店オプションのカーナビやETCなどを追加して見積もってもらうと……、諸費用込みで約355万円と出た。

 ざっとその見積内容の説明を受けた後、ひと息入れてから「値引きはいくら?」と切り込む。

 すると、

「今、決算セールの真っ最中ですので特別に勉強させて頂きます。通常だと30万円引きが限度なのですが、3月末までの登録ですと35万円引きに下取り車の買い取り額に5万円乗せて、さらに交渉次第でプラスアルファは可能です」

 と営業マン。ここで「もうひと回りしてから来るよ」と言って、ひとまず引き上げた。

 次に出向いたのは国道6号線沿いにある同じトヨタ系列店のネッツ店だ。姉妹車のヴォクシーとの違いを知るためだった。

 小さめのショールームに入ると30代後半らしい中堅営業マンが出迎えてくれた。早速「ヴォクシーの見積もりが欲しいのだけれど……」と依頼すると、営業マンはカタログと価格表を見せてくれた。

 先ほどのノアと同じように、売れ筋の特別仕様車「ZS煌II」に販売店オプションのカーナビ、ETCなどを装着して見積もってもらうと、諸費用込みでノアと同額の約355万円となった。

 ここで、ノアの時と同様に「値引きはいくら?」と突っ込むと……。「3月末までの登録なら35万円引き、下取り車があれば40万円引きは可能です」と、ほぼノアと同じ条件が提示された。

 そこで「さっき行ったカローラ店でノアは40万円にプラスアルファ引いてくれると言っているけど、こちらではどうなの?」とひと押してみた。すると「今すぐ決めていただけるならぎりぎりあと5万円は頑張ります」と膝を進めてきたので、「検討してみるよ」と返答して、この場を引き上げた。

1/3ページ

最終更新:4/20(土) 11:04
ベストカーWeb

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事