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舞台は明治から大正へ、強く華やかな女性たちに注目【いだてん 第14回】

4/20(土) 14:30配信

webマガジン mi-mollet

第14回 「新世界」 演出:井上 剛 大根 仁
あらすじ
ストックホルムオンリピックから帰って来た金栗四三(中村勘九郎)は、四年後のベルリンオリンピックに再度挑戦すべくトレーニングを開始した。

新たな世界に挑む四三たち

新元号「令和」が発表になって盛り上がっているとき、ドラマでは明治天皇が崩御し元号が大正に変わったということでタイミングよし。乃木大将が自決した話題も出てきて、三島家で四三が「乃木さん?」とトイレですれ違ったことを懐かしみました。
サブタイトルは「新世界」で、四三たちは新たな世界に挑んでいきます。
四三は日本に持ち帰った槍や鉄球を仲間に紹介し、可児(古舘寛治)が日本に紹介したデッドボール(ドッジボール)でみんな盛り上がります。ただ、天狗倶楽部は解散してしまったのが残念!

今回、演出がチーフの井上剛さんと外部スタッフの大根仁さん。一話でどういうふうに仕事を分けているかというと…。
帰ってきた人や去っていく人のパートを井上さんが演出し、ストックホルム五輪の期間に日本に残っていた人々を大根さんが演出しているそうです。
日本に残っていた人といえば美濃部孝蔵(森山未來)。彼は師匠・橘家円喬(松尾スズキ)に「おまえにはフラ(魅力)がある」と言われ旅公演に行くことになりました。松尾スズキさんが、たけしさんのモノマネしたり、フラフラしてたりするところが笑いどころでした。
新章に入ったからか、肩の力が抜けてきたというのでしょうか、すこし雰囲気が変わってきた感じもします。なんといってもラスト、大竹しのぶさんが「続きは来週」と本編からそのまま予告につながるみたいなことを言ったところでSNSは沸きました。
 

啖呵を切る寺島しのぶ

続きが楽しみなのは、大竹さん演じる幾江と、嫁・スヤ(綾瀬はるか)が熊本に帰ってきた四三のもとに、嫁にと訪ねて来たことです。スヤには人の好さそうな旦那さんがいたはずですが……。
幾江とスヤ、そして、14回でインパクトがあったのは、寺島しのぶさん演じる二階堂トクヨです。
四三をあたたかく迎える人々の一方で敗因を厳しく追求する声があり、永井(杉本哲太)の弟子・二階堂トクヨ(寺島しのぶ)は、まかないのおばさん扱いされますが、とんでもない、現お茶の水女子大である東京女子師範学校の助教授で、四三と三島がふさわしい代表だったのかと厳しく問い詰めます。
歯向かう男たちに「この棚から落ちたぼた餅め。たまたま男に生まれたぼんくらという意味だ」と切る啖呵。寺島しのぶさんが毅然としていてとにかくかっこ良かった。
14回は、寺島しのぶ、大竹しのぶのダブルしのぶで締めたといって過言ではないでしょう。
ちなみにこのふたり、かつて大竹さんがサリバン先生、寺島さんがヘレン・ケラーで「奇跡の人」をやったことがあるのです、なんか強烈そうですよね(97年)。
おふたりともなんか堂々として華がある。そしてなにより実力も伴っている。
また、綾瀬はるかさんも大河ドラマ「八重の桜」で凛とした主人公を演じていました。「いだてん」でも彼女が出てくると、そのピュアな可憐さで華やぎます。彼女の場合はちょっとトボけたところも魅力のひとつ。
新章開始を紹介する予告では今後おなごの体育教育が描かれるということで、杉咲花さん、黒島結菜さん、ダンサーで振付師の菅原小春さんが活躍しそうです。橋本愛さん演じる孝蔵の仲間・小梅もキップの良い女という感じで素敵です。
大河ドラマは男性が活躍するというイメージも強いですが、「八重の桜」「花燃ゆ」「おんな城主 直虎」など女性が主人公のものもあります。
新章では女性が活躍するそうです。とりわけ、新章序盤は、四三とスヤの夫婦愛に注目しましょう。

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最終更新:7/8(月) 15:12
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