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ゆとり世代の社員は、どのような「上司」を求めているのか?

4/20(土) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

1990年代生まれの「ゆとり世代」も30代に差し掛かる。いよいよ企業の中核を担うポジションが求められる年齢だ。本記事では西村直哉氏の著作『世代間ギャップに勝つ ゆとり社員&シニア人材マネジメント』(幻冬舎MC)より「ゆとり社員」の章を一部抜粋。上司としてゆとり世代の社員といかに接するべきか、そのマネジメント手法を紹介する。

「上司がなぜ偉いのか?」を論理的に説明するのは困難

ゆとり世代は、全般に自分に自信を持っていませんから、何をするのでも最初は上司の指示を仰ごうとします。そして、その指示が合理的で納得できるものであれば、素直に頑張るのですが、そうでない場合は面従腹背で、言うことを聞かなくなります。それは、上司が見限られたことを意味するサインでもあります。

そもそも上司(管理職)がなぜ偉いのかについて、合理的で論理的な説明をすることは困難で、多大な労力を要します。昨今はプレイング・マネージャーも増えましたから、それなりの実力を備えた人が上司になっている例もありますが、そうではなく純粋に管理職として他部署から異動してきた人もいます。その場合は、現場での仕事については部下のほうが経験も長く、上手にこなせることも多いのです。また、それでよいのです。

では、何が管理職を管理職たらしめているのかといえば、一つは「仕事の責任を取ること」で、もう一つは「部下の士気を高めること」、そして最後に文字通り「仕事の進捗を管理すること」です。

なかでも大切なのが、部下の士気を高めてチームの結束力を高めるリーダーシップです。上司が部下から信頼されなかったら、意思疎通や風通しが悪くなり、チームがバラバラになって成果が上がりにくくなります。

部下から信頼されるといっても、何も部下の機嫌を取ったり、媚を売ったりする必要はありません。普通に仕事ができるところを見せたり、部下に訊かれたことに適切な回答を与えたりするだけでよいのです。

逆に、してはいけないのが部下を失望させることです。部下がどんなときに上司に失望するかといえば、主に「上司としての責任から逃げたとき」です。この「上司としての責任」がどこからどこまでを意味するのかがあいまいであるため、部下の勝手な期待に応えねばならないのが上司のつらいところですが、やっていくしかありません。

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最終更新:4/20(土) 8:00
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