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レアル中井卓大と6年ぶりの再会―― 桐光学園の1年生MFが明かす旧友からもらった刺激

4/20(土) 6:30配信

SOCCER DIGEST Web

山市が中井と初めて会ったのは…

 実に6年ぶりの再会だった。
 
 U-16世代の強豪が参戦する“キリンレモンカップ”が4月19日に開幕。レアル・マドリーの中井卓大の凱旋で注目を集めており、ユースカテゴリーの大会としては異例の盛り上がりを見せている。

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 その期待に応えるようにエル・ブランコ(レアル・マドリーの愛称)は初戦で東京Vユースを4-1で撃破。好スタートを切ったなかで、同日の2試合目で相まみえたのは桐光学園高だ。
 
 試合は1-0でレアル・マドリーに軍配が上がった。ただ、神奈川の伝統校は善戦し、球際の強さや縦に速いアタックで互角以上の戦いを披露。試合後にはお互いの健闘を讃え合う姿が見えたが、中井と直接言葉を交わしているひとりの選手がいた。それが後半途中からボランチで出場した山市秀翔(1年)だ。
 
 もちろんお互いの奮戦を労い合ったからこそのやり取りだが、ふたりは面識があったという。それは今から6年前、小学校4年生の時だ。当時、横浜F・マリノスプライマリーに所属していた山市はチームの練習に参加していた中井と初対面。3日ほどの関わりだったものの、一緒にコンビニに行くなど行動を共にした。
 
 その後、中井は渡欧。同じチームでプレーする機会はなかったが、山市の頭にはその記憶が鮮明に残っていた。東急レイエスに所属した中学も再会する場が巡ってこなかったなかで、高校入学直後に迎えた今大会で久しぶりに顔を合わせることができたのだ。
 
「あっちは僕が桐光学園にいることを知らなかったんです。なので、試合後に『ピピ』って呼んだんです」
 
 久々に直接対面した旧友。背格好やプレーは変わったとしても、性格は昔のままで「全然変わっていなかった」(山市)。そして、中井から多くの刺激も受けた様子で「ピピ君の立場に行って、一緒にプレーできるようになりたい」と向上心を見せる。

 いつの日か同じチームでプレーするために――。山市は中村俊輔(磐田)を輩出した神奈川の名門校でボールを蹴り続ける。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWEB編集部)

最終更新:4/20(土) 11:22
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