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ありがちな猫との行為が感染ルート? 猫からうつりやすい病気

4/21(日) 12:05配信

ねこのきもち WEB MAGAZINE

愛猫との楽しい生活を満喫している飼い主さんも多いと思いますが、気付かないうちに愛猫から病原菌をもらっている可能性があるかも……。「人獣共通感染症」って、知っていますか? 

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人獣共通感染症とは?

人獣共通感染症とは、人と猫、またはほかの動物との間でかかる感染症のこと。病気のタイプはさまざまで、人と猫どちらも発症するものもあれば、一方だけが発症するものもあります。そのため猫に異変が見られなくても、いつの間にか人が病原菌をもらってしまうことも!
愛猫との触れ合い以外にも、一緒に生活する中でやってしまいがちな行為が、感染ルートになってしまうこともあります。ここでは「猫から間接的にうつりやすい病気」について解説します!

①猫回虫幼虫移行症

「感染すると目などに異常が出やすい」
猫がウンチと一緒に排出した回虫の卵は、温度などの環境が整うと成熟することがあります。そうして孵化直前まで育った卵を、人が口にすることで感染します。また、猫が肛門周辺を舐めたとき、口や体に卵が付くことも…。そのため、食器や毛を介して感染する場合が!

(猫回虫幼虫移行症に見られる症状)
感染すると回虫が体内を移動します。行き着く先が目なら斜視や失明、肺なら喘息になることも。

②トキソプラズマ症

「妊婦だと、胎児に感染する危険も」
「トキソプラズマ症」は、同名の原虫が病原体。この原虫の卵がウンチと一緒に排出され、猫トイレの掃除の際などに感染することがあります。しかし、この原虫をもつ猫は全国で5%程度と少なく、さらに健康な人の5%~40%は抗体をもっているので、発症率は低いです。
ただし、妊婦が感染すると最悪流産に至るか、胎児が先天性トキソプラズマ症にかかることもあります。

③コリネバクテリウム・ウルセランス症

「風邪の症状に似ていて、病気の判明が遅れることも」
2009年に、ノラ猫のくしゃみをあびて、その鼻水に含まれた病原菌に感染したという報告があります。

(コリネバクテリウム・ウルセランス症に見られる症状)
感染すると、のどの痛み、発熱、鼻水が出るなどの症状が見られます。進行すると、のどの周りに白っぽい膜ができたり、首のリンパ節が腫れることも。

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最終更新:4/21(日) 12:05
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