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スーツ七変化 ジーンズやカーゴパンツで軽快に

4/21(日) 6:01配信

NIKKEI STYLE

《How to》令和元年のスーツアレンジ(上)

 バブル期の「ダブル仕立てスーツ」に始まった平成の仕事服の潮流は、30年を経て改元の節目を迎えた今、カジュアル化へと大きく転じている。軽さが求められる令和元年のスーツはどうあるべきか。洒脱(しゃだつ)なスーツの着こなしで定評がある伊ブランド、ブルネロクチネリジャパンのブランドメンズアンバサダー、引野実さんに新時代ならではのスーツの楽しみ方を提案してもらった。上下別々の着回し方など意外な提案が次々飛び出した。

【写真はこちらで】令和元年のスーツアレンジ(上)

■パンツはシルエット重視で

――ビジネス街で多勢を占める定番はネイビー(紺)のスーツです。ただ保守的で重厚な印象もあります。軽快感を出すアレンジはできますか。

「みなさんがお持ちのネイビースーツをベースに着こなしを考えていきましょう。まずこちらはバンカーストライプという、英国調のクラシックなストライプです。ダブル仕立てでもあわせが浅く、ボタンを留めずにいてもシングルのような軽さがあります。肩回りの柔らかさも着回しができるかどうかのポイントです。ナチュラルな肩回りは若々しく見え、デニムとも合わせやすいのです」

――デニムと合わせるのはハードルが高そうです。いかにもスーツの上、という感じが出ませんか。

「大丈夫。近年はスーツがますます軽くなっているのでアレンジに違和感がありません。パンツを履き替えるだけでイメージを一新することができます。ただし、ダブルジャケットの合わせが深すぎたり、肩がかっちりしすぎたりすると、エレガントなジャケットとカジュアルなデニムとのギャップが出すぎるので注意が必要です」

「夏の気候が長く続くようになったという環境変化もありますが、これまで構築的なものとして芯地が厚く作られてきたスーツが、夏でも着られる、軽い仕立てに変わっているのです」

■白いパンツに合わせ、さわかやに着こなすのも素敵

――スーツのジャケットを応用したとは思えない着こなしです。ただパンツを変えるといっても選択肢は幅広くあります。選ぶときの注意点はありますか。

「チノパンとかデニムとか。あるいは白いパンツを合わせて、さわやかに着こなすのもすてきですよ。ただ大事なのはシルエット。ブルネロクチネリのパンツはテーパード(足首に向けて細くなっていくシルエット)ですが、こうしたシルエットがきれいなものを選ぶと若々しく、きちんと見えます」

――ビジネススタイルの定番、ネイビーのシングルスーツではどう演出できますか。

「こちらも肩パッドが薄く、柔らかいスーツ。クレリックシャツはタイドアップするとクラシックですが、タイをはずしてオープンにするとまた、アクセントになっていい。たとえばこのスタイルで出張するときはカジュアルなパンツを1本、持っていくといいですよ。イタリアスタイルでいえば、スーツで堅いビジネスミーティングをした後にバルで一杯飲もうよというときにパンツをデニムなどに履き替えてみる。同時に靴もタッセルのスリッポンに変えてみましょう。印象が一新します」

「ネイビーとのコントラストではキャラメル色のカーゴパンツもいいですね。ブラウンはネイビーやブルー系と合います。もともとイタリアには、アズーロ・エ・マローネ、青と茶という定番の色合わせがあります」

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最終更新:4/21(日) 6:01
NIKKEI STYLE

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