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遠藤航は代表のキャプテン就任に意欲的「常にやりたいと思ってます」

4/21(日) 6:30配信

webスポルティーバ

★遠藤航(後編)

 シント・トロイデンには、浦和レッズでチームメイトだった関根貴大も含め日本人選手が5人在籍している(※)。日本人が多いことの良し悪しは当然あるだろう。

【写真】遠藤航が選んだ便利屋とは違う道。「早く海外でボランチをしたかった」

※遠藤、関根のほかに、冨安健洋、鎌田大地、木下康介が在籍

「やはり海外では、知っている人がいるというのは大きいですよね。英語をなかなか覚えないというデメリットはあるものの、言葉が通じる選手がいることはすごく大きいです。

アフリカ出身の選手たちはフランス語をお互いにしゃべれるので、いつも一緒にいますよね。海外に来て日本人が多くいることは、僕にとって入りとしてはすごく良かったです」

 そんな日本人選手の成長をチームや日本代表で間近で接してきて、どう感じているのだろうか。

「(鎌田)大地もフランクフルトで試合に出られなかったり、色々難しい思いをしてシント・トロイデンに来たと思うので、彼なりに覚悟はあったと思います。移籍してきて最初の試合でしっかり点を取れて、そこから波に乗っていけたのはストライカーとしてはすごく大事なことで、その覚悟が結果につながったのかもしれないですね。

 やはりサッカー選手は、練習も大事ですけれど、試合に出て経験を積み上げていくことによって一番の成長があると思っているので、大地も今シーズンはコンスタントに試合に出られていること自体が彼にとってはプラスだと思います。

 もともとはずっと(サガン)鳥栖で試合に出ていて、海外に行った選手なんで、1回挫折してもまだ若いし、ここからまたしっかり試合に出てやっていけば、もっともっと成長すると思います。冨安(健洋)も半年間試合に出られない時期がありましたけど、彼も同じだと思います」

 冨安は移籍する前のJリーグの試合でケガをし、加入当初は全体練習にも参加できない状況だった。

「冨安の場合は若かったですし、リオ五輪のサポートメンバーとして来ていて、その中では一番良い選手だなと感じて僕も見ていました。ただ、こんなにも早く日本代表に適応してフィットするとは思っていなかったです。それは森保(一)さんが監督になって、ワールドカップ後からメンバーをガラッと変えたのが彼にとってポジティブに働いたと思います。

 でも、そのチャンスをしっかり掴めたというのは彼の努力だと思うし、シンプルに選手としての良さを評価されたと思います。最終的なところは本人次第ですから」

 他の日本人選手にも話を聞いたが、遠藤はチームの中でもリーダー的な存在だ。

「まぁ、一番年上なので、そこは意識しています。 うまくいってる選手もいればちょっとうまくいっていない選手もいるわけで。僕もプロの経験は長いので、自分の経験などは伝えるようにしています。たくさんいるので、日本人選手全員で集まれることはなかなかないですが、そこも自分がバランスを見ながら、みんなとコミュニケーションを取るようにしています」

 湘南ベルマーレに所属していた19歳の時にキャプテンを務めた。学生時代からもずっとキャプテンであったが、Jリーグでこの若さで務めることは珍しい。

「キャプテンというよりはゲームキャプテンという感じでした。もともとベテランの方がキャプテンをやっていて、その方が試合に出られない時などに僕がキャプテンマークを巻いていました」

 キャプテンの素養は少年時代からあった。

「小学校、中学校、ユースもずっとキャプテンをやっていたんで、どちらかというと、やるかって言われたら、やりたいと言うタイプです」

 近い将来に自然とA代表のキャプテンの座も巡ってきそうだ。

「やりたいとは常に思っていますけれど、結局、やりたいと言ってやれるものではなくて、周りの選手や監督からの信頼があってこそ任されるものだと思います。僕はやりたい思いは持ちながらも謙虚にしっかりと努力を続けて、周りの選手からもっともっと認められるようにならないといけないと思っています」

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最終更新:4/21(日) 6:30
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