ここから本文です

ユニリーバ 、信頼できる媒体の「ホワイトリスト」を作成:より高度な説明責任を求める

4/21(日) 8:11配信

DIGIDAY[日本版]

ユニリーバ(Unilever)は、パブリッシャーとともにルールづくりを進めている。今後、この新たなガイドラインに従っていないパブリッシャーから、ユニリーバが広告商品を購入することはない。

ユニリーバは、自ら選定した世界的・地域的・国内のオンラインパブリッシャーおよびプラットフォームからなる「信頼できるパブリッシャー(Trusted Publisher)」を発表し、トレーディングデスクを通じてこれらのネットワークに優先的に広告出稿を行うと宣言した。今後、ネットワークに含まれるパブリッシャーには、ユニリーバのメディア部門が定める基準に従うことが求められる。

「要するに我々は、新たなレベルのコントロールを行使して、高度な説明責任を保証しようとしているのだ」と、ユニリーバのグローバルメディア担当シニアバイスプレジデントを務めるルイス・ディコモ氏は話す。

交渉のテーブルにつくために

ディコモ氏は、この区分(tier)制度の全容を説明することはなかったが、基本的な概要は以下のとおりだ。第1の区分は、ビューアビリティ(可視性)、ブランドセーフティ、不正広告に関するパブリッシャーの保証に関するものだ。たとえば、ユニリーバは「最低1秒間、100%が視認できる」ディスプレイ広告のみを購入対象とする。第2の区分は、効果指標に関するパブリッシャーの積極的な情報共有を定めており、滞在時間やページビューが対象だ。最後の区分は、キャンペーンデータに関するもので、ユニリーバは広告の効果測定のため、パブリッシャーにこうしたデータの提供を求める。

これら3つの区分をもとに、ユニリーバはホワイトリストを作成。要望を遵守するパブリッシャーには、広告費の増加という見返りが与えられる。

通常、プレミアムを付与する基準はインプレッションの購入方法であり、プライベートマーケットプレイスなのか、公開なのかが重要だ。しかしユニリーバは、データへの独占的アクセスにプレミアムを付与することが、キャンペーンに良い効果をもたらすと考えている。基準は時とともにより整備され、そのプレッシャーによって、パブリッシャーは少なくとも、交渉のテーブルにつくために、これまで以上のコミットメントを迫られることになるだろう。

「さまざまな形式のホワイトリストや、その他の選択肢を検討することもできた。しかし、マーケットプレイスの分析に基づき、パブリッシャーとの関係を深化させることに、競争的利点があると判断した」と、ディコモ氏は語る。

1/3ページ

最終更新:4/21(日) 8:11
DIGIDAY[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

DIGIDAY[日本版]

株式会社メディアジーン

デジタルマーケティング戦略情報に特化した
USブログメディア「DIGIDAY」の日本版。
国内外の最新情報を独自視点でお届けします。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ