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バスより長い! ソニー、巨大な16Kテレビを披露

4/21(日) 20:20配信

エスクァイア

この画面は、実は路線バスの全長よりも長い横幅があります。インパクトもスペックも、素晴らしいものとなっているわけです。

【 写真 】8Kテレビは買うべきか、知っておきたい基礎知識

 テレビの大型化と機能向上は、常に進化し続けています。

 そんな中、新しいテレビの買い時はますます分かりづらくなっています。ほんの数カ月後には、もっと性能のいい新しい機種が出ることがわかっているのに、大金を出して最上位機種を買いたいとは誰も思わないことでしょう。 
 
 ただし、ソニーが発表した最新テレビに関しては、しばらくの間頂点に君臨する可能性はかなり高いかもしれません。ソニーは2019年4月2日、神奈川県横浜市にオープンした資生堂の新研究所「資生堂グローバルイノベーションセンター」(一般オープンは4月13日より)に納入したことで、初のお披露目となったわけです。その幅はなんと約19.2メートルの16Kディスプレイであり、通称「クリスタルLED」と言います。
 
 このディスプレイ(その幅は、ロンドンを走るバスの長さを上回りますが、都営バスよりもわずかに短いようです)は、継ぎ目なく組み合わさった複数のモジュラー式パネルでできています。

 解像度は4KUHD(ウルトラハイビジョン)テレビの16倍です。ここでグッと興味を抱きたのであれば、ぜひとも横浜にオープンしたこの「グローバルイノベーションセンター」へ足を運んでください。なお現時点、16Kコンテンツがほぼ存在していないということから、ソニーはこのディスプレイに映し出す映像を独自に制作しなくてはなりませんでした…。

 ソニーは2019年4月6日から11日まで、米ラスベガスで開催されていた全米放送連盟主催の展示会「NAB Show 2019」で、このディスプレイの開発を発表しています。この発表について、コンサルティング会社でストラテジストとして働くデビッド・マーサーさんは、「8Kテレビの普及は、2020年にかけてゆっくりと進むでしょう。そして、そこから先のことは誰にもわかりません。そのため、おそらく16Kテレビは、しばらく法人向けの市場に限定される可能性が高いと言えるでしょう」とコメントしています。 

 また、「ただし、16Kテレビが素晴らしいのは間違いありません。ディスプレイ(の映像)は、信じられないほど素晴らしいですよ。8Kテレビ用につくった映像でさえ、この巨大なディスプレイで観ると、思わずうっとりしてしまいます」と、マーサーさんは続けてコメントしています。 
 
 「これだけの解像度になると、人間の目にコンテンツの奥行きがわかるようになることから、ほとんど実物と変わらないような映像を体験できます」と、マーサーさんは高解像度について驚きを隠せない様子でした。 
 
 もちろん16Kテレビの製造コストは非常に高く、ほとんどの人にとっては購入など論外のものとなるに違いありません。なのでこの先数年間は、最高レベルを保てるホームエンターテイメント・システムが欲しいという場合には、すでに市販されている8Kテレビの中で最上位モデルの中から選べば十分ではないでしょうか。

最終更新:4/21(日) 20:20
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