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第5世代の「iPad mini」は目新しさに欠けるが、小さいがゆえの魅力がある

4/21(日) 14:14配信

WIRED.jp

第5世代となったアップルの「iPad mini」は、その約8インチのボディに多くの矛盾を抱えている。ひと言で表すと「新しいけど、新しくない」のだ。

アップルの新しい2つの「iPad」が、あまりに静かに発表された理由

せっかくApple Pencilに対応したのに、利用できるのは旧世代のペンだけ。高解像度ディスプレイを搭載したのに、ベゼル(画面の枠)の幅は旧世代のiPadを思わせる広さだ。最新のiPad miniは、奇抜なアイデアを基につくり上げたというよりも、まるであり合わせのパーツでこしらえたような印象を受けた。

とはいえ、これらの点はさほど問題にならないだろうと言っておきたい。細かい性能うんぬんよりも、この製品が「iPad miniであること」そのものが大切だからだ。

いちばん人気のiPadといえば9.7インチモデルであり、iPad miniではない。しかし、iPad miniが欲しい人はiPad miniを買うものである。

小さいながらもパワフル

第5世代のiPad miniは、ぜひこんな人たちに勧めたい。

ひとつ前の世代のiPad miniが気に入っていた。あるいは、このアルミ製ユニボディの小型タブレットで写真や動画を見ながら、赤ちゃんをあやしたいと思っている。または、世界を飛び回るジェットセッターで、座席にある小さなテーブルの上でデジタルライフを満喫したい──。だったら、購入すべきだ。

あなた自身が購入を決める立場にない場合もあるだろう。仕事の外回りやカウンターで使うならこれが最適であると、会社が判断して購入する場合もある。しかしそういう場合でも、アップルのiOSに馴染みがあるぶん、快適に使えるはずだ。

こうした人々は、スペックの高さや接続ポートの種類、対応するApple Pencilの新旧に関係なく、最新モデルであるという理由で第5世代のiPad miniを購入するユーザーだろう(そう言えば、いまだに3.5mmのヘッドフォンジャックもついている)。

よい点を挙げるなら、バッテリーのもちが素晴らしく、これより大きいiPadシリーズにも匹敵することだ。小さなボディで、本当によく頑張ってくれる。

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最終更新:4/21(日) 14:14
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