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乃木坂46 齋藤飛鳥、高山一実、久保史緒里、渡辺みり愛……23rdシングル選抜の特徴を解説

4/21(日) 13:25配信

リアルサウンド

 乃木坂46が、5月29日にリリースする23rdシングル(タイトル未定)の選抜メンバーを発表した。

 センターを務めるのは、齋藤飛鳥。選抜センターとしては、21stシングル『ジコチューで行こう!』以来、約10カ月ぶり4回目(内ダブルセンターが1回)。前作までは21人選抜であったのに対し、今作は過去最大人数の22人選抜となり、1列目、2列目までのメンバーを“十四福神”とする。

 22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』の選抜メンバーであった西野七瀬、若月佑美、衛藤美彩、斉藤優里がグループから卒業もしくは卒業発表を、山下美月が今作の活動を休止することをアナウンスしている今作においては、メンバーの入れ替わりや選抜人数の増員で、少なくとも6名分の選抜枠が空いている状態だった。山下の不参加は残念ではあるが、8年目に突入する乃木坂46が、また新たなスタートを見せるのに相応しいシングルだろう。そこで、 本記事では3列目から順に注目ポイントを解説していきたい。

・3列目
井上小百合 佐藤楓 鈴木絢音 岩本蓮加 阪口珠美 渡辺みり愛 伊藤理々杏 新内眞衣

 渡辺みり愛、阪口珠美が初の選抜入り。鈴木絢音、岩本蓮加は2作ぶりの選抜復帰となる。長い間アンダーとしてグループを支えてきた渡辺は、17thシングル『インフルエンサー』アンダー曲「風船は生きている」でセンターを担当。同じ2期生でアンダーセンターとなった寺田蘭世や鈴木絢音が先に選抜へ行く中、念願の選抜入りを果たしたのが渡辺である。阪口はその人懐っこい性格や“画伯”としての奇抜なキャラで人気を博したメンバーだが、アンダーライブにて「満月が消えた」でセンターを張るなど、パフォーマンスにおいても評価され選抜入りとなった。

 また、3列目のみが偶数の完全なるシンメトリーとなっており、井上小百合と新内眞衣は埼玉コンビ、佐藤楓と伊藤理々杏は共に3期生……と左右の関係性もこの列の注目ポイントでもある。

・2列目
梅澤美波 北野日奈子 秋元真夏 久保史緒里 松村沙友理 星野みなみ 桜井玲香

 北野日奈子、久保史緒里はアンダーから福神入り。北野は19thシングル『いつかできるから今日できる』以来、4作ぶり初の2列目。久保は20thシングル『シンクロニシティ』以来、3作ぶりの選抜だ。この2人には休業から復帰し、快進撃を遂げているという共通点がある。前作アンダー曲「日常」でセンターを担当し、アンダーライブでは堂々とした座長を務めあげた北野。 個人としても1st写真集『空気の色』を発売し、新たな自身のカラーを見出している。

 久保は乃木坂46に入るきっかけとなったアンダーライブに初めて参加。抜群の歌唱力を武器にした高いパフォーマンス力はアンダーとしてだけではなく、『7th YEAR BIRTHDAY LIVE』でも乃木坂46の次を担うホープとして多くの楽曲に抜擢された。1月よりスタートした冠番組『乃木坂46・久保史緒里の乃木坂上り坂 LINE LIVE』では、4期生メンバーを迎え、先輩として、お姉さんとしての顔を見せている。

 また、2列目センターは通称“裏センター”と呼ばれるポジションで、直近のシングルでは生駒里奈、梅澤美波、若月佑美が務めている。梅澤は『シンクロニシティ』で生駒の卒業後、そのポジションを任され、次のシングル『ジコチューで行こう!』で初の選抜入り、裏センターに抜擢された。そんな前例を踏まえても、現在久保がどれだけ期待されているのかが垣間見える。

・1列目
大園桃子 堀未央奈 生田絵梨花 齋藤飛鳥 白石麻衣 高山一実 与田祐希

 1列目で特筆すべきは、高山一実のフロント復帰。デビューシングルから現在まで選抜メンバーではあるが、そのポジションは2列目か3列目が多かった。初のフロントは16thシングル『サヨナラの意味』でのこと。1st写真集『恋かもしれない』が発売され、雑誌『ダ・ヴィンチ』で長編小説『トラペジウム』の連載が始まった頃だ。あれから約2年半が経ち、乃木坂46だけでなく、高山個人としての立ち位置も大きく躍進した。ついに刊行された小説『トラペジウム』は、累計発行部数20万部を突破する大ヒットを記録。2nd写真集『独白』の発売。そして、『オールスター後夜祭』(TBS系)では有吉弘行と共にMCとしてお馴染みに。多くの芸人を相手にしたバラエティ色の強い番組にて、自身の色を出し過ぎない、絶妙な立ち位置をキープしている。4月20日は『有吉と5人の島人たち』(テレビ東京)に出演。すっかり有吉との信頼関係が築かれており、今後さらに一般認知も加速していくだろう。

 また、1列目は多くのメンバーが過去のシングルでセンターを務めてきている。高山を含め、まさに盤石の布陣と言えるフォーメーションだ。齋藤飛鳥は、単独としては『裸足でSummer』、『ジコチューで行こう!』のいわゆる“夏曲”でセンターを経験してきたが、3月から5月までのシングルで単独センターを任されるのは初めてだ。2017年は『インフルエンサー』、2018年は『シンクロニシティ』がそれに当てはまり、どちらも「日本レコード大賞」に選ばれるグループの代表曲として成長していった。言い換えれば、夏曲、卒業シングルという型にハマらない楽曲を打ち出すことができる絶好のリリースタイミング。これまでは白石麻衣、西野七瀬がこの時期のシングルに据えられていたが、西野の卒業、そしてグループの新たなエース・齋藤の飛躍によって、乃木坂46はいよいよ本格的な新たなフェーズに突入することとなる。

渡辺彰浩

最終更新:4/22(月) 1:08
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