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子どもの記憶力を向上させる「イメージ脳」の活用法とは?

4/21(日) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

子どもは本来、学ぶことが大好きです。好奇心旺盛な幼児期に、適切な教育を受けさせることが重要となります。本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペルの代表取締役の大坪信之氏が、子どもに「学ぶことの楽しさ」を教える方法を解説します。

文字や言葉を「瞬間」かつ「無意識」にイメージに変換

◆右脳のイメージ記憶を活用した記憶力の向上法とは

人間が覚えやすいのは、テキスト(文章)とイメージ(画像)のどちらかご存知でしょうか。

正解はイメージ記憶です。文章の情報よりはるかに、大量に覚えることができます。イメージと文章の「情報量の違い」を理解するために、例えば今、あなたがいる部屋を文章で説明することを考えてみて下さい。

「ドアの色は何色で、材質はこうで、家具はこんな形をしていて・・・」といくら書いても、その部屋の写真一枚のほうが、正確に理解してもらえますよね。覚えるときも、イメージを活用した方が、何倍も楽に覚えることができます。

これには、右脳の力が関係しています。左脳の何倍もの情報処理能力を持つ右脳。その右脳が得意とするのが、イメージ記憶なのです。ただ残念なことに、日本人の多くが、文章型の記憶を使っています。その分、右脳を使ったイメージ型の記憶には慣れていないのです。

実は、世の中の「記憶力に自信のある人」は、文字や言葉を「瞬間」かつ「無意識」にイメージに変換して理解しています。そして逆に、文章を書いたり人に説明をするときは、頭に浮かんだイメージを、これまた「瞬間」かつ「無意識」に文字に変換して、脳から出力しています。

この光景を、記憶に自信のない人間が見ると、「やっぱり頭のいい人は、ドンドン頭の中に文字が吸収されているんだな」と誤解してしまいます。そして、記憶するために、文字をたくさん書いたりして、更に記憶することを難しくしています。

人間が外部から受ける情報は、まず右脳に入ります。右脳は、別名「イメージ脳」といわれ、聴いたり見たりした情報などを、イメージを含めて、丸ごと受け取ることになります。そして、左脳の仕事は、この情報やイメージを整理、整頓するため、さまざまなラベルをつけて、脳の引き出しにしまっておくことになります。

つまり、右脳が受けたイメージや情報を、左脳が論理化して脳におさめておくということです。この右脳と左脳との協力によって、頭の中に外部からの情報が蓄積されていくことになり、これが「覚える」ということになるのです。

左脳の力のみに頼るのは、単なる「暗記」となり、「思い出す」ことは困難になります。情報をイメージ抜きで覚えるということは、言葉や数字を単なる記号として、脳にしまいこむことを意味しています。つまり「思い出す」ことが大変難しい作業となるのです。

一方、右脳のイメージ力と左脳の言語、論理作業力をバランスよく働かせるのが「記憶」であり、これにより、人間の脳は「覚える」ことと「思い出す」の2つを完璧にできるようになります。

ぜひ、お子さんにもイメージ記憶の活用をしてもらいたいですね。

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最終更新:4/21(日) 9:00
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