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大仁田厚に学べ!中小企業が見習うべき「弱者の」戦略とは?

4/21(日) 13:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

今回は、経営資源がない中小企業が、経営戦略をたてる上で重要な考え方について解説します。※本連載では、公認会計士・米国公認会計士の資格を持ち、数々の企業でコーポレートファイナンスを通じて新たなスキームを構築してきた株式会社H2オーケストレーターCEOおよび一般社団法人M&Aテック協会代表理事である・久禮義継氏が、新時代に中小企業が生き残るための経営戦略を提案していきます。

独自の戦略に基づき「真の意味での差別化」を

今回で2回目をむかえる本連載で、筆者がお伝えしたいことを一言でわかりやすくお伝えしましょう。

それは、「中小企業は馬場・猪木を目指してはいけない。大仁田厚を目指せ!」ということです。

皆さん、プロレスラーの大仁田厚氏をご存じですか? 実は彼こそが、我々が学ぶべきアイコンの一人なのではないでしょうか。 

初代タイガーマスクの全盛期に、全日本プロレス(=大企業)でチャンピオンであった人物です。しかし、主流ではないジュニアヘビー級のチャンピオンに過ぎず、初代タイガーマスクの対抗軸として存在していたものの、ハンサムでなく、体型もずんぐりしており、いわゆる「華」に欠け、決してスターと呼ばれるほどのレスラーではありませんでした。

その彼が独立後、FMWというインディーズ団体(=中小企業)を立ち上げたことを皮切りに、自分の人生を一変「させる」ことに成功したのです。電流爆破デスマッチなど、おおよそ王道から外れた「邪道」の戦い方を貫くことによって、熱狂的な信者を獲得していきます。プロレスラー引退後は、政治家、タレント、俳優として幅広く活躍しており、独自の戦略に基づき「真の意味での差別化」を実現させた好例です。

そして、皆さん、覚えてるでしょうか? 30万部を超えるベストセラーとなった『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴著、KADOKAWA刊)です。

偏差値30以下という大学進学自体が現実的ではない学力の金髪ギャルが、ある教師との出会いによって1年で名門慶応大学に合格するという文字通りの実録サクセスストーリーです。弱者は強者の真似をせず、弱者の兵法で戦うべしという、これもまた好例ではないでしょうか。

ジャンルは違えど、これらをアナロジーとして捉えると、ヒト・モノ・カネ・情報といった一連の経営資源が欠けることが多い凡庸な中小企業であったとしても、弱者なりの戦略を練り、実行に移すことによって、「破壊的な成長」を遂げる可能性を示唆しているのです。

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最終更新:4/21(日) 13:00
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