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「ほぼ東京」を自称する川口は一体何があるのか

4/21(日) 5:20配信

東洋経済オンライン

 川幅の広い荒川の鉄橋をゴトンゴトンという走行音で電車が渡りきると、そこは埼玉県川口市だ。川口駅は京浜東北線で東京都北区である赤羽の次の駅だ。

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 埼玉県内でも和光市、新座市、所沢市など東京都と地続きの地域と比べると、川を渡ることでの越境感がある。現在大ヒット中の映画『翔んで埼玉』の作品中でも、東京と埼玉の間の“関所”が設けられているのは川口という設定だった。

■林立するタワマン

 その川口の街を東京側から眺めると、タワーマンションが建ち並び、まるで絵に描いた未来都市のよう。浦和や大宮、そして近年タワーマンション街となっている武蔵浦和といった県内各地のどこをも凌駕する数だ。

 比べるとすれば、神奈川県川崎市の武蔵小杉だろうか。武蔵小杉には現在11本のタワーマンションが建っているそうだが、ざっと眺めたところ、川口にはそれ以上の数がある。ここはいわゆる「埼玉都民」が多く住む東京のベッドタウンだ。

 川口駅前に貼ってあった川口の観光ポスターには「荒川を渡るとそこは川口 東京のとなり 行ってみよう川口!!」というコピーが躍っていた。数年前には「ほぼ東京」「治安だって、言うほど悪くない」といった自虐広告を川口市がYouTubeなどにアップし移住促進を図っていた。

 埼玉県内でも、東京へのアクセスのよさ、そして人口は約60.3万人(2019年1月1日)とさいたま市に次いで多い。2011年には鳩ヶ谷市と合併。2017年に人口60万人を突破し、2018年には中核市となっている。市の財政力に関しても、財政力指数は0.96あり、財政に余裕があるとされる値の1.00に近く、全国の市町村の中で74位だ(総務省「市町村別決算状況調」2016年度)。

 川口市の特徴について複数の市民に話を聞くと、やはり東京へのアクセスのよさに触れる。同じ東北線(京浜東北線)沿線の浦和、大宮といった街に対しては、「浦和にも、大宮にも行かない。買い物や遊びに行くのは、まず池袋」と言う声が多い。それに対して市外の人からは「川口は工業都市の印象」という声も聞こえてくる。

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最終更新:4/21(日) 12:23
東洋経済オンライン

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