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1日3分!視力を回復させる「根拠のある方法」

4/21(日) 6:10配信

東洋経済オンライン

パソコンやスマホに囲まれる生活は、子どもから年配までもはや当たり前。文部科学省の2016年度学校保健統計によると、視力0.3未満の小学生は1979年度と比較し約3倍になっているほど。多くの世代の人が視力問題に困っています。
ところが世の中にはこれまで科学的に証明された視力回復法はなく、レーシック手術といった方法を検討するしかありませんでした。
そんな中、科学的根拠のある視力回復法が海外で話題になっています。『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる!  ガボール・アイ』の著者であり眼科医の平松類先生に聞きました。

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■子どもも高齢者も「視力」に悩んでいる

 「最近本やパソコン、スマホを見ると目が疲れる。でも眼鏡もかけるのもなあ」「子どもの視力が悪くなってどうにかしてあげたい」。そう思う方から「視力をよくする方法はありませんか?」と、よく質問を受けます。

 レーシックなど、眼科医の中でも「視力を回復する方法は手術以外ない」という考え方が特に日本では主流です。が、レーシックには感染症やドライアイなどのリスクがあります。

 しかし、最近の論文で「ガボール・パッチ」という方法が新たな視力回復の方法となりうることが示されてきました。

 カリフォルニア大学の研究では、大学の学生16人と65歳以上の高齢者16人を対象とした研究で、近視も老眼も視力の改善が示されました。119人を対象とした研究でも(平均年齢49歳、40~63歳)視力の改善はもちろん、読書スピードの増加も示されました。

 老眼がない人で26%、早期老眼の人で43%、進んだ老眼の人で81%、全体で50%読書スピードが増えたことも示されています。視力が上がる事で日常生活が楽になったり、仕事がしやすくなる可能性もあるように思います。

 「ガボール・パッチ」とは「ガボール変換」という数学的な処理をすることで生まれる縞模様です。ガボールとは、開発者のデニス・ガボール博士からきています。ガボール博士はホログラフィーの発明で1971年にノーベル物理学賞を受賞しています。

 「ガボール・パッチ」は、もともとは視力回復のために開発されたものではありません。しかし、ガボール変換を行ったものは「脳の視覚野」に作用しやすいと考えられていたため、視力回復のために使用してみたところ、改善がみられました。結果として、現在では多くの研究がおこなわれるようになりました。

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最終更新:4/21(日) 10:13
東洋経済オンライン

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