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アルマーニ×安藤忠雄の展覧会がミラノで開催中。

4/22(月) 12:05配信

Casa BRUTUS.com

ミラノの〈アルマーニ〉文化複合施設〈アルマーニ / シーロス〉で、安藤忠雄の大規模展覧会『Tadao Ando. The Challenge』がスタートしました!

毎年4月のミラノサローネ国際家具見本市、そして同時期に行われるミラノ・デザインウィークは、世界のインテリア業界にとって最大のイベントだ。この開催に合わせて建築家、安藤忠雄の大規模展覧会『Tadao Ando. The Challenge』がミラノでスタートした。開催されるのは、2015年に建てられたイタリアブランド〈アルマーニ〉の文化複合施設〈アルマーニ / シーロス〉。4階建てからなる敷地には、展示スペースやギフトショップ、カフェを併設。そんな施設で、ジョルジオ・アルマーニがなぜ展覧会のテーマに、安藤忠雄を選んだのだろうか。

日本人の深い感受性と、それを反映した安藤の哲学と緻密な空間構成にかねてから感銘を受けていたジョルジオ・アルマーニは、安藤にファッションショーを行える多目的空間の設計を依頼。ジョルジオ・アルマーニと安藤、2人のアイデアを結集させ、2001年、ミラノのベルゴニョーネ通りに〈アルマーニ / テアトロ〉を完成させた。ここからジョルジオ・アルマーニと安藤忠雄、2人の交流が始まった。

今回の展覧会は、2018年にパリの〈ポンピドゥーセンター〉で行われた展覧会を再編成したもの。安藤の建築の原点である住宅「住吉の長屋」から直島の一連のプロジェクト、現在進行中のパリの美術館〈ブルス・ドゥ・コメルス〉まで写真や模型などを一挙公開。これに加え、初展示となる〈アルマーニ / テアトロ〉の資料も展示された。

会場は4セクションで構成され、スケッチやドローイング、模型、映像、図面など、多彩な設計資料とともに、50以上のプロジェクトが紹介される。また安藤忠雄の創造の原点でもある「旅」のスケッチと安藤自身が撮影した写真も同時に展示されている。これまで数多くの展示を行ってきた〈アルマーニ / シーロス〉だが、建築展の開催は初の試みとなる。

「彼は、誰もが認める美しい感性をもった稀代の建築家である。彼の感性は私が求めるものにとても近い。彼によって創造される空間は素晴らしく、再び彼と仕事ができることは大変楽しみである。〈アルマーニ / シーロス〉という、簡素で洗練された心に訴えかける創造空間は、彼の仕事を披露するのに最適な場所だ」とジョルジオ・アルマーニは語っている。

ジョルジオ・アルマーニと安藤忠雄の交流から生まれた展覧会。デザインの街ミラノで確かめたい。

text_Kaori Nakada

最終更新:4/23(火) 0:19
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