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【危険!】早く治療すれば回復したのに…「50人に一人もいる!子どもの弱視の見逃し」に気をつけて!

4/22(月) 12:10配信

たまひよONLINE

子どもの弱視の多くは3歳ごろから治療を始めれば小学校入学までに視力が改善しますが、8歳以降になると思うような効果が得られず、一生弱視となってしまう場合が多くなります。親が子どもの弱視を見逃してしまい、手遅れになるケースがとても多いことをご存知でしょうか?  なぜ見逃してしまうのか、どうしたら早く発見できるのかについて、前橋ミナミ眼科副院長の板倉 麻理子先生にお話を伺いました。しっかり確認しておきましょう。

【関連記事】原因は?治療は? 50人に1人の子どもがなる「弱視」ってどういうもの?

50人に1人の子どもが「弱視」です!

弱視とは「めがねやコンタクトをしても視力が1.0に満たない状態」を言います。
赤ちゃんの視力は、ピントの合った映像が脳に送られ、脳の細胞を刺激することで発達します。3歳までに急激に発達して視力0.6~0.9程度になり、5歳で大人とほぼ同じ1.0以上になります。6~8 歳には視力が完成します。
しかし、斜視や強い遠視など何らかの目のトラブルがあると、目のピントをうまく合わせることができず、脳の視覚領域の成長が妨げられるため、視力が伸びずに弱視となってしまいます。

弱視の子どもは50人に1人くらいの割合で見られます。思っていたより多いと感じる方が多いのではないでしょうか。

乳幼児は0.2程度の視力があれば、日常生活を不自由なく送ることができます。弱視であっても普段の生活では問題が顕在化しないため、家族も気付かない場合が多いのです。なかでも片目だけ弱視である「不同視弱視」の子どもは、もう片方の目の視力が良いため日常生活に不自由がなく、周りの者も気づきにくいのが現状です。「不同視弱視」の子どもは多く、群馬県の3歳児健診での調査では弱視の子どもの約50%はこの「不同視弱視」でした。

疫学研究では、片眼が弱視の人が将来、病気やケガでもう一方の眼も視力障害になった時、同じ仕事を続けられる割合はわずかに35%しかありませんでした。また、高齢になって両眼の視力障害になる率が、正常な視力の場合の約2倍高いことが示されています。

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最終更新:4/22(月) 12:10
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