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【ゴルフの“ラフな話”】女子プロの最年長優勝は50歳と312日

4/22(月) 12:32配信

旅行読売

 このところプロゴルフの世界も若返りが進んでいる。特に女子プロが顕著で、1995年の時点で賞金ランク上位50人の平均年齢が32歳くらいだったものが、2019年のシード選手の平均年齢は26.4歳と6歳も下がった。特に03年は、当時、東北高校2年だった宮里藍が「日本女子アマ」「日本ジュニア」、そして女子プロのレギュラーツアーであるミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンを制覇し、史上初の高校生プロが誕生して話題になった。現在の女子プロ界では1998、99年生まれの畑岡奈紗、勝みなみ、新垣比菜、大里桃子、小祝さくら、三浦桃香、原英莉花らが活躍し“黄金世代”と呼ばれている。
 そんな状況だけに、岡田美智子が持つ「50歳と312日」という日本の女子プロゴルフ最年長優勝記録が余計に目立ってくる。これは岡田が1995年11月の大王製紙エリエール女子オープンでマークしたもので、初日こそイーブンパーの72とやや出遅れた21位発進だったものの、2日目には6バーディー、1ボギーの67をマークして首位に浮上すると、プレッシャーのかかった最終日も3アンダーで69の好スコアをマーク。通算8アンダーで、2位グループに2打差をつけてツアー10勝目を飾った。この時も、決して20代の強豪プロがいなかったわけではない。福嶋晃子、橋本愛子、松沢知加子らの若手実力派も出場していた大会だったのだから立派だ。
 岡田は師匠の中村寅吉に「ゴルフを職業にしたからには2ケタの優勝を目標にしろ」と言われ続けてきた。プロ9年目、30歳になった75年に十和田湖国際女子オープンで初優勝し、その後、ゴルフ人生の終盤ともいえる50歳を越えた“土壇場”でついに目標を達成したのだった。女子プロのレギュラーツアーでの2ケタ勝利は樋口久子の69勝を筆頭に、不動裕理50勝、岡本綾子44勝、森口祐子40勝など合わせて35人いるが、50歳を過ぎて2ケタに乗せたのは、67年プロ入りの女子プロ一期生である岡田だけだ。

 ちなみに、最年長ツアー“初”優勝の記録は1991年7月にJUNON女子オープンで優勝した原田佳子の44歳と90日となっている。これに次ぐのが94年のブリヂストン・レディスで山岡明美が記録した43歳と340日。さらに、2010年にニトリレディスで鬼澤信子が40歳と346日で初優勝をしたのがツアー3番目の年長記録となっている。なお、この時の鬼澤の優勝は、プロとして出場した463試合目に達成したもので、女子ツアーで最も遅い優勝記録となった。いくつになっても諦めず、努力を続けていればいつか輝かしい成果を手にすることができるという証だ。

旅行読売臨時増刊「ゴルフのホント!? 2」より

最終更新:4/22(月) 12:32
旅行読売

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