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【オイル交換鉄則のジレンマ決着】安いオイルをこまめに交換? 高性能オイルを長く使う?

4/22(月) 11:02配信

ベストカーWeb

 クルマをお持ちのみなさん、エンジンオイルがどのくらいでサイクルで交換していますか? 長く乗り続けたいオーナーにとっては、いかにクルマを長持ちさせるか、切実な問題ですよね。 

 ひと昔前は、安いエンジンオイルでエンジン内をフラッシングして、高いエンジンオイルを入れたり、安いエンジンオイルをこまめに替えたりしていましたが、いまでは高性能のエンジンオイルの登場もあり、少し事情が変わってきているようです。

 ここで、改めてオイルの粘度や規格を紹介するとともに、時代に合った正しいエンジンオイル交換の方法を、モータージャーナリストの高根英幸氏が解説します。

文/高根英幸
写真/ベストカーWEB編集部

■メーカー推奨のエンジン交換時期、距離が長くなってきた

 クルマを大事に乗り続けたいオーナーにとって、エンジンオイル交換をどう行なうかは、永遠のテーマとでも言えそうなほど悩ましい問題だ。

 往年の空冷ポルシェのように認証オイルをキッチリと定められたサイクルで交換することが決められているクルマはそれを守ればいいが、それ以外のクルマも取扱説明書には指定粘度やグレード、目安となる交換時期が記されてはいるものの、それを守ればベストなオイル管理なのか疑問に思うことも少なくない。

 特に最近はメンテナンスフリー化と環境保全の両面から、エンジンオイルの交換サイクルがどんどん伸びている。

 昔は走行距離が少なくても、オイルは一度エンジンに注がれて運転するとそこから酸化が始まるため、半年に一度は交換するべき、と言われていたが、最近のクルマはディーラーのメンテナンスプログラムによれば2年に1度しかオイル交換しないクルマも増えている。

 それは昔と比べ、エンジンの工作精度が高まっており、オイル消費が少なくなっていることもあるし、エンジンオイル自体も、油膜切れしにくく始動時などドライスタート時にエンジンを守り、抜群の潤滑性能を誇るエステル系の高性能オイルを使い、耐久性を高めることで実現している。

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最終更新:4/22(月) 14:05
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